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その39 ページ40

朝餉も終わり、刀剣たちはそれぞれの内番に取りかかる。審神者は資料をすでにでかしたため、暇になった。

A『……今日の近侍は誰だろ…』

審神者は部屋から窓の外を眺めていたが、いつになっても近侍が来なかった。審神者はふと一羽の鳥に目がいった。

鳥「ピー」

A『………鳥?』

その鳥は審神者…人間がいるというのに逃げる素振りを見せなかった。人馴れしているのかただまだ幼く世間知らずなだけなのか。審神者はそう考えているとまるで自分のようだと思った。

鳥「ピー」

A『??……四葉?』

鳥は口に四葉を咥えていた。鳥は咥えていた四葉を審神者の膝に落とし、丘へと飛び立った。
その丘には誰かがいた。

A『………。』

審神者は何故か今会いに行かなければならない気がして、本丸を飛び出した。靴も履かずに丘へとかける。たどり着くとそこには爽やかな青年がいた。

??「やっと会えましたね♪主さん」

A『貴方は……』

一方……

前田「主君ー!!主君、どこですか!!」

平野「見つかりましたか?」

前田「だめです……主君、どこへ行ってしまったのでしょう……」

本日の近侍である前田と平野。二人は審神者のためにお茶やお菓子を用意していたのだが、時間がかかりすぎて部屋へいくと審神者がいなかった。そして、今にいたる。

前田「ど、どうしましょう……」

平野「そうだ!もしかしたら外にいるのかもしれません!」

前田「しかし、主君が一人で外に……ですか?」

平野「そこまではわかりませんが……行ってみましょう!」

前田「はい!」

前田と平野が玄関にいくと審神者と見知らぬ人が入ってきた。もちろん、手を繋いで。

前田「主君!?ご無事で!!」

平野「主君……そちらは?」

??「申し遅れました。僕は物吉貞宗。主さんの親戚の元近侍です。小竜さんがここに押し入ったと聞きました。僕も主さんに幸運を届けるため、はせ参じました!」

前田「主君、知り合いですか?」

A『……親戚さんの近侍だったから顔見知り。』

平野「な、なるほど……ぼ、僕、皆に知らせてきます。」

どこかでみた状況ではあるが広間では三名槍と小竜、燭台切、太鼓鐘、前田、平野。そして、審神者と物吉がお茶を飲んでいる。

蜻蛉「……まさか、お前もきたのか。物吉。」

物吉「はいっ!思っていたより主さんの本丸と僕が派遣された本丸と距離が近かったので時間はかかりませんでした。」

蜻蛉「そういう問題じゃない!!」

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七夏(プロフ) - ああァァ嗚呼むっちゃん!カッケェよ! (2021年1月16日 0時) (レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
香織(プロフ) - 続編おめでとうございます°・(ノД`)・°・ほんとこの話好きなので嬉しいです!ちなみに46話が見られないのですが編集中とかでしょうか、、、? (2018年11月6日 8時) (レス) id: 3b6497bb9f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして!むっちゃん、お小夜…大好きだぁぁあああ!この作品はとても面白いです!これからも頑張ってください!応援しています! (2018年11月2日 20時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 初コメです!とても面白いです!これからも更新、頑張ってください! (2018年10月2日 7時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:編集下手くそマン | 作成日時:2018年10月1日 5時

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