その29 ページ30
陸奥「なんせ、今は小夜がおらん。あんなクソガキを泣かしたいなら、小夜が帰ってくるまでは返事は書かなくてもいいじゃろ。」
A『……でも』
薬研「陸奥守の旦那の言うとおりだと思うぜ?」
今剣「そうですよ!さよさもんじがかえってきてからえんれんにいきましょう?」
前田「お返事は僕が考えます。主君は小夜さんが帰ってくるまで待ちましょう?」
A『……そう、だね。』
審神者は短刀たちや陸奥守に言いくるめられた。陸奥守が貞宗に視線で合図を送ると、貞宗は審神者の手を引いた。
貞宗「次は増え鬼をやろうぜ!あの木に最後に着いたやつが鬼だからな!」
乱「あ!フライングなんて狡いよー!!」
五虎「ま、待ってください(汗」
短刀たちが次々と走っていく中、陸奥守は残った前田、平野、薬研、後藤、厚にこっそり話した。
陸奥「おんしら…その手紙…」
前田「えぇ、わかってます。」
平野「後で焼き捨てて埋めておきます。」
薬研「大将の元許嫁の分際で俺っちたちに勝負を挑んでくるとはな…」
後藤「負けらんねーな!」
厚「大将に悪い虫が付かないようにしないとな。」
こうして、審神者守り隊の第二部隊によって果たし状(仮)の手紙は平野たちに燃やされ、厚たちに埋められたそうな。
宗三「主!主はいますか!」
陸奥「おん?宗三。そんなに騒いでどうしたぜよ。」
宗三「せ、政府からの指令です!内容を見てください!!」
宗三から渡された政府の手紙を読んでみると、陸奥守は驚いた。
前田「なんて書いてあるんですか?」
陸奥「………歴史が……」
平野「??」
陸奥守が言ったことに前田たちは思考回路が停止した。それはまことか、あるいはでまかせかはわからないが前田たちの周りの時間が止まったかのように見えた。
陸奥「歴史が………改変された……!?」
陸奥守は急ぎ、審神者に伝えると広間に全刀剣男子を集めた。そして、政府の手紙を読み上げると刀剣たちは驚きを隠せなかった。
和泉「歴史が改変されたってどういうことだよ!!」
和泉守が畳を力強く叩く。それを見て、堀川は和泉守の怒りを静めようとする。が、怒って当然だ。歴史を改変されないように戦うことが目的である、審神者と刀剣たち。その歴史をまもれなかったということは「屈辱」でしかない。
石切「改変された歴史は?…」
A『………江戸時代、場所は…………………………。
………………………………………聚楽第。』
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七夏(プロフ) - ああァァ嗚呼むっちゃん!カッケェよ! (2021年1月16日 0時) (レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
香織(プロフ) - 続編おめでとうございます°・(ノД`)・°・ほんとこの話好きなので嬉しいです!ちなみに46話が見られないのですが編集中とかでしょうか、、、? (2018年11月6日 8時) (レス) id: 3b6497bb9f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして!むっちゃん、お小夜…大好きだぁぁあああ!この作品はとても面白いです!これからも頑張ってください!応援しています! (2018年11月2日 20時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 初コメです!とても面白いです!これからも更新、頑張ってください! (2018年10月2日 7時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:編集下手くそマン | 作成日時:2018年10月1日 5時