その18 ページ19
小狐「これでよし。ぬし様〜♪小狐丸がぬし様のために芋けんぴを作りました♪」
小狐丸は芋けんぴを別の皿に盛っては、広間にいるであろう審神者の元へ行ってしまった。宗三は丁度良いと思い、お茶を茶碗に注いで広間に持っていくと。
小狐&宗三「「なんでお主がおるんじゃ!/なんで貴方がいるんですか」」
審神者は広間に用意された炬燵に入っていたが、その後ろ…。審神者を抱きしめてちゃっかり一緒に炬燵に入っている者がいた。
小狐&宗三「「鶴丸!!」」
鶴丸「ん??」
宗三「「ん??」じゃないですよ。」
小狐「ぬし様ぁああ!!この小狐丸という狐がおりながら鶴という鳥に浮気でございますか!!!(泣」
小狐丸が審神者に泣きながら擦り寄る。審神者はパソコンをまた閉じて小狐丸をナデナデする。
A『すみません……気がついたら鶴丸が椅子になってました。』
鶴丸「驚きだろ!!」
宗三「どこがですか……むしろ、主にべったりな貴方に僕はびっくりですよ。」
鶴丸「いいだろ?俺だってたまには主に甘えたいさ。いつも陸奥守やお小夜、宗三、にっかり…。ガードが堅くてなかなか甘えにいけないんだからな。」
鶴丸は審神者をぎゅっと抱きしめて炬燵で温々する。小狐丸は審神者の懐に凄いスリスリしている。
小狐「ぬし様♪ぬし様♪この小狐丸、ぬし様のために芋けんぴを作りました♪」
A『ありがとう…小狐丸』
審神者が食べようとすると審神者ではなく、鶴丸が芋けんぴを一つ掴み、審神者の口元に持っていく、審神者はそれをためらうことなく食べる。
小狐「鶴丸よ、何故お主がつかむんじゃ!」
鶴丸「主は仕事で忙しいんだろ?なら、近侍の俺が食べさせてあげようと思ってな?」
小狐丸が鶴丸に威嚇しているにも関わらず審神者はマウスのカーソルを動かしながら部屋の造りを調べたり、金額を再計算したりする。鶴丸は小狐丸の威嚇を無視して審神者のパソコンをのぞく。
鶴丸「光坊がもう少し厨を広くして欲しいって言ってたぞ?」
A『広く?……』
鶴丸「おう。そうだな……このきっちん?ってやつはどうだ?広いし、中にでっかい竃があるし、料理担当のやつを増やしても窮屈じゃないだろ?」
A『…………確かにいいかも』
鶴丸「だろ?後はじーさん達のために茶の間でも作ってやれ。粟田口の部屋はあのまま拡大してもいいだろう。」
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七夏(プロフ) - ああァァ嗚呼むっちゃん!カッケェよ! (2021年1月16日 0時) (レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
香織(プロフ) - 続編おめでとうございます°・(ノД`)・°・ほんとこの話好きなので嬉しいです!ちなみに46話が見られないのですが編集中とかでしょうか、、、? (2018年11月6日 8時) (レス) id: 3b6497bb9f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして!むっちゃん、お小夜…大好きだぁぁあああ!この作品はとても面白いです!これからも頑張ってください!応援しています! (2018年11月2日 20時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 初コメです!とても面白いです!これからも更新、頑張ってください! (2018年10月2日 7時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:編集下手くそマン | 作成日時:2018年10月1日 5時