その14 ページ15
しばらくして、審神者はこんのすけから眼鏡をもらい、執筆や勉強をするとき以外は外して過ごしていた。本丸の木々は赤や黄色などに色を変えてすっかり秋になった。
清光「あー、寒っ。この時期、手が乾燥するんだよね〜」
大和「もうすっかり秋だね。落ち葉とかで焼き芋できるかな?」
秋田「焼き芋やりたいですね。そういえば、山姥切さんが畑の芋は順調に育ってるって言ってました!」
鯰尾「なら、主さんのために美味しいお芋とかたけのことか松茸とか食べさせてあげたいな〜。」
庭の落ち葉を掃き掃除していた清光達、秋と言えば焼き芋。秋と言えば食欲の秋。と楽しく会話をしていた。
秋田「そういえば……この時期は主君が体調を崩しやすいと陸奥守さんが言ってましたね。」
清光「俺はよく知らないけど…主は拒食症なんでしょ?あんまり食べられないって聞いたけど…」
大和「うん。前にそのせいで風邪をこじらせたことがあったんだ。この時期は風も冷たいし、乾燥もするし……主、余計に辛いだろうなぁ…」
鯰尾「俺たちで何とかできないかな〜?……」
清光達が考えていると今剣が「お〜い!」といいながら、ばたばたと清光達に駆け寄る。
今剣「た、たいへんです(汗」
大和「ど、どうしたの!今剣!」
今剣「きょう……あたらしいとうけんだんしがさんふりくるらしいんです!!」
秋田「三振りもですか!?」
今剣曰く、審神者の親戚にあたる人が審神者をやっていたが、引退をするため、親戚のよしみで三振りの刀剣男士を送ってきたらしい。
大和「新しい刀剣男士って誰だろ?」
今剣「あるじさまがいうにはすべてやりのようです!さっき、いしきりまるさまといわとおしたちがはこんでました!」
清光「でも……おかしくない?主の親戚のよしみでって…刀剣を三振りも寄こすなんて。」
秋田「確かに……でも、主君から親戚の話はあまりされませんので何とも言えませんが…」
鯰尾「とにかく、鍛刀部屋に行きましょう!」
今剣達は鍛刀部屋にいくとそこには陸奥守と審神者、こんのすけ、岩融、石切丸がいた。
岩融「お〜!お前たちもきたのか!」
今剣「まだけんげんしてないんですか?」
石切「これからだよ。今剣さん。」
審神者は腕まくりをして三振り同時に霊力をそそぐと三本の槍は光に包まれた。花吹雪の中から現れたのは……。
御手「ん?お!あの時のチビちゃん!」
日本「久しぶりだな…嬢ちゃん」
蜻蛉「お久しぶりです。」
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七夏(プロフ) - ああァァ嗚呼むっちゃん!カッケェよ! (2021年1月16日 0時) (レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
香織(プロフ) - 続編おめでとうございます°・(ノД`)・°・ほんとこの話好きなので嬉しいです!ちなみに46話が見られないのですが編集中とかでしょうか、、、? (2018年11月6日 8時) (レス) id: 3b6497bb9f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして!むっちゃん、お小夜…大好きだぁぁあああ!この作品はとても面白いです!これからも頑張ってください!応援しています! (2018年11月2日 20時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 初コメです!とても面白いです!これからも更新、頑張ってください! (2018年10月2日 7時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:編集下手くそマン | 作成日時:2018年10月1日 5時