その11 ページ12
？「よう狙って………バン！」
バァアァン！！！
A『！！……』
審神者に斬りかかってきた打刀の頭が撃ち抜かれた。刀剣達の前に立ちはだかっていた時間遡行軍も皆、綺麗に頭を撃ち抜かれた。
？「刀はもう時代遅れじゃ………世界を掴むなら、この拳銃ぜよ！！」
大和「その声……！」
刀剣達と審神者が船の帆の先端を見ると月夜に照らされた刀剣。彼は審神者の初期刀であり、力を極めし刀剣男士。
陸奥「わしは……陸奥守吉行じゃ！！おんしら……待たせたのぅ！！！」
刀剣達「「「「陸奥守！！？」」」」
A『むっちゃん……！！』
極になった陸奥守は帆から降りて、審神者の前に着地する。
陸奥「主……強くなって…帰ってきたぜよ！」
A『むっちゃん……』
審神者は一振りの刀を握ったまま、陸奥守に抱き付く、陸奥守も審神者を抱き締めては先ほど、脇差しに切られた髪を触る。
陸奥「酷いもんぜよ…。せっかく、長くなってた髪じゃったのに………。怪我はしてないがか？」
A『……うん。』
陸奥「よしよし……よう頑張った。」
二人の後ろに打刀二体が忍び寄る。陸奥守はその気配に気づきながらも審神者の頭を撫でる。
陸奥「主、後はわしに任せい。」
陸奥守は審神者を抱きかかえながら、銃口を打刀に向けて発砲する。陸奥守はそのまま、青江たちの所に駆け寄り、審神者を渡す。
陸奥「主を頼む。」
薬研「ま、待ってくれ！旦那！！」
陸奥守は薬研の声を無視し、刀を抜いて構えながら、審神者のほうをみて言う。
陸奥「主！わしの力、見ちょけ！！」
陸奥守は時間遡行軍を一人であっという間に打ち漏らすことなく倒した。陸奥守は審神者にニカッと笑う。審神者も陸奥守に微笑む。その後、審神者はずっと握っていた一振りの刀を元あった場所に戻す。
薬研「なぁ、大将。その刀は？」
陸奥「嗚呼……それはわしぜよ。」
審神者曰く、時間遡行軍は刀の陸奥守を破壊することが目的だったらしい。陸奥守がここで折れることで自分の初期刀含む各地の本丸の陸奥守が歴史から消えるらしい。
大和「だから、主も来たの？…」
A『うん……だって…私の初期刀だから。』
審神者は刀の陸奥守を鞘越しに撫でて、戻す。審神者たちはそのまま本丸に帰還した。もちろん、その後歌仙に説教はされたものの、審神者が書いた謝罪文と歌仙の好きな文系の本で勘弁してもらった。陸奥守の極の修行をきっかけに小夜、清光、大和守と修行に出る刀剣達が増えた。
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七夏(プロフ) - ああァァ嗚呼むっちゃん！カッケェよ！ (2021年1月16日 0時) (
レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
香織(プロフ) - 続編おめでとうございます°･(ﾉД`)･°･ほんとこの話好きなので嬉しいです！ちなみに46話が見られないのですが編集中とかでしょうか、、、？ (2018年11月6日 8時) (レス) id: 3b6497bb9f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして！むっちゃん、お小夜…大好きだぁぁあああ！この作品はとても面白いです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年11月2日 20時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 初コメです！とても面白いです！これからも更新、頑張ってください！ (2018年10月2日 7時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2018年10月1日 5時
