その28 ページ29
あの後、歌仙の元に戻り、和泉守を紹介してから生けた作品を持って小夜にプレゼントした審神者。離れに戻り、陸奥守に和泉守と堀川、歌仙を紹介すると、陸奥守と和泉守の喧嘩が何故か始まってしまった。
和泉守「だーかーら！何度言えば解るんだよ！！」
陸奥「やらん、もんはやらん！！」
何故、この二人が喧嘩をしているのかというと。始めは陸奥守の元主、坂本龍馬と和泉守の元主、土方の話からエスカレートして、どちらが主を守れるかという話題に変わり、和泉守は「審神者は俺が守るから一日かせ！」と言ってきた。陸奥守は初期刀として「審神者はやらん！！」と断った。そして、このやり取りが長く続いていた。
膝丸「いつまで続くんだ？……(汗」
髭切「楽しそうでいいじゃないか。ねぇ？肘丸。」
膝丸「おしい！兄者……膝丸だ。」
審神者は源氏兄弟が遠征先で手に入れたお土産の鯛焼きをもぐもぐと食べていた。
江雪「………ただいま戻りました。」
小夜「ただいま、主。」
宗三「……なんです？騒がしいですよ。」
洗濯を終えた左文字兄弟が離れに戻ってきた。青江は宗三に一から説明した。
宗三「まるで、父親に娘さんを嫁にください的な会話ですね。」
青江「奇遇だね、僕もそう思うよ。」
宗三は深い溜息をついてから堀川が入れてくれたお茶を飲む。
青江「君がお嫁に行く日がきたら、初期刀くん達がなんて言うんだろうね？」
A『？？』
宗三「何言ってるんですか？僕たちが認めた相手じゃないと結婚は許しませんからね？(圧」
小夜「…………認めない(圧」
江雪「……和睦です。(無表情の圧」
青江「おー、怖い怖い」
青江は審神者の頭を撫でながら、結婚式はこの人達は号泣するんだろうなぁ。と想像していた。
青江「堀川くんはどうだい？」
堀川「僕は、主さんを幸せにしてくれる人ならそれでいいかなー…と」
堀川はそう言っているが内心、和泉守か自分より強い人でなければ認めないと思っていた。青江達がまだ遠い未来の話をしていると障子を叩く音が聞こえた。
歌仙「歌仙だよ。夕餉の準備ができたから、呼びに来たんだけど……」
青江「今行くよ。」
青江は審神者と手を繋ぎ、一緒に広間へ向かう。和泉守と陸奥守はこのまま続けていても切りがないので宗三の怒りの鉄槌により、喧嘩は幕を閉じた。青江と審神者が広間に続く廊下を歩いていると後ろから声をかけられた。
石切「にっかりさんじゃないか！！」
青江「……石切丸さん」
…石切丸だ。
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七夏(プロフ) - 私の初期刀と初期鍛刀がカッコいい (2021年1月16日 0時) (
レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
黒澤 - 失礼します9話の中で、いつのまにとありますが間と言う字が門構えに日ではなく門構えに月になってますよ (2018年11月20日 0時) (レス) id: fbcd9c1eff (このIDを非表示/違反報告)
匡(プロフ) - その35の「一期を審神者に」ではなく「一期に審神者を」の間違いではないでしょうか？ (2018年9月28日 12時) (レス) id: 883bce3052 (このIDを非表示/違反報告)
劇団ドレミ座(プロフ) - 失礼します。第9話にて誤字があるかと。「前歩多難」ではなく「前途多難」ではないでしょうか？ 更新頑張ってください！ (2018年9月28日 12時) (レス) id: 172237b647 (このIDを非表示/違反報告)
SnowWhite(プロフ) - 面白いです！これからもがんばってください！ (2018年9月28日 2時) (レス) id: a193451525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2018年9月23日 10時
