再会の時間前編 ページ12
不安だらけの初日はとっても楽しくて、
そろそろ一日が終わってしまうのが名残惜しくて、
話に花を咲かせながら、今日最後の授業の準備をするのだけれど、りんちゃん、ちーくんとカルマと私は何故が殺せんせーに片付けを頼まれて、体育倉庫を片ずける。
『ふぅーやっと終わったー!』
「うん、そろそろ戻ろ」
帰っている途中、りんちゃんたちと話した。
「そういや、A速水さんのこと"りんちゃん"て呼ぶんだね」
『うん!そっちの方が可愛いし、いいかなって嫌だった?』
「...別に、嫌じゃないよ」
「俺もいいと思うよ。速水はかわいいから...」
おやおや?
ちーくんの思いもよらぬ発言に、私は反射的に、りんちゃんを見た。
「ッ!!千葉、あんたちょっとだまって...あと、忘れものしたから、先に行ってて」
ちーくんはへ?という顔をしている。りんちゃんはスタスタ前へ進む。普段通りだけど、耳が少し赤い。
照れてるのかなぁ?(o´罒`o)♡
「俺、気に触ること言ったかな?」
『いや、そういうわけじゃないと思うけど...』
未だに理解していないちーくんは天然と認定されたら(私の中で)
私はりんちゃんを、追いかけた。けどりんちゃんは2人から見えない所でしゃがんでいた。
『りんちゃん?』
声を掛けると同時に私は袖を強く掴まれた。驚いていると、不安そうな表情で
「...ねぇ、千葉。なにか言ってた?」
『?...なるほど、んーん、「俺、気に触ること言ったかな?」とは言ってたけね!』
ホットしたような顔、これは、つまりそういう事だろ。
『りんちゃん...』
きっと私の今の顔はニヤついてる。
「千葉とは、普段暗殺のこと以外話さないから、あんなこと言われるの、ちょっと痒い...」
鈍感?天然?かわいいすぎか!ニヤニヤが止まらない〜ありがとうございます!理事長!
私をE組にしてくれて!!最高に幸せです!!
『ふーんなるほどね、でもさ!あれは褒め言葉だし、そういうときは"ありがとう"って言って笑ってみたら?ちょっと痒いかもしれないけどね』
2人でそんな話をしながら教室に戻ると、みんなザワザワしていた、ドアを開けると、さっきまで居なかった男の子が居た。
ドクドクと血が身体中を巡る音が聞こえてくる気がする。
誰かに似てる。すると磯貝君がやって来て
「咲曇にも紹介するよ!俺らのもう一人のクラスメイト!堀部糸成」
『!!...い、トナ...?』
______________________________
意☆味☆不☆明
39人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mito(プロフ) - 別アカウントが、見つかりません。誰か分かる人いませんか? (2020年4月15日 10時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
はらん(プロフ) - 松村じゃなくて村松だと思います! (2018年2月10日 17時) (レス) id: 4b5cc81aa5 (このIDを非表示/違反報告)
楓の実(プロフ) - hosikage.さん» そうなんですか?!Σ( ̄□ ̄)!知りせんでした...教えていただいてありがとうございますヽ(*´∀`)ノそれじゃぁとにかく強かったってことにしときます!暖かいお言葉もありがとうございます♪ (2017年3月12日 15時) (レス) id: 781341259a (このIDを非表示/違反報告)
hosikage.(プロフ) - この話、すごく面白いんですけど1つだけ気になるところがあって。剣道なんですけど、中3で五段は取れないんです。話が変わりますが、更新頑張ってください。長文失礼しました。*・~・* (2017年3月12日 14時) (レス) id: 510990b7e0 (このIDを非表示/違反報告)
楓の実(プロフ) - fishinglovetmoyさん» そう言ってもらえると嬉しいです!テストが終わればまたちょこちょこ更新していくので、それまで待っていてくださいね!┏○ペコ (2017年3月1日 23時) (レス) id: 781341259a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:楓の実 | 作成日時:2017年1月9日 16時