食用人類、拾いまして【浦.島.坂田.船】

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『……ねぇ、これ本当に大丈夫？』




せ「大丈夫なはず！」




『自信持って言ってよぉお！』




はい、如何してこんなにみんなが焦ってるのかって？
そんなの…




『命の危険を感じるんですけど！？』




命の危険を感じてるからです！
私たちが今いる場所は、センラに森の中。そしてその森の中を車で進んでいる。




う「あとちょっとのはずなんだが…」




『もうお尻痛い…』




砂利の上を走ってるせいで体が痛いよ…。
まぁ、言われた通り進むんですけど…。




さ「つぎ右！」




『ねぇ！君達がさっきから言ってるのは道がない場所だよ！？どこに行かせる気なの！？』




さ「ええからはよ！」




『うわーん！！！』




獣道だって見たところ無いよ！？バカー！

そうやって車を走らせる事数分。
着いた場所は……綺麗な屋敷。




『いや、綺麗じゃないな。』


う「お世辞でも綺麗とは言えない」


さ「もう廃墟ってくらいやな」


し「ぼろくさ」


せ「これ生きて帰れるん？」




……君たちが私を連れてきたんだよね？
めっちゃ言うじゃん




『……で？どうしてここに連れてきたの。』




し「中に入ればわかる。」




『ほぉー……おっほ！？』




入るんすか！？変な声出ちゃったんですが！？

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