食用人類、拾いまして【浦.島.坂田.船】

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『…はぁあ？もう１回言って』


ピース「だぁかぁらぁ、首領に見せるから連れてこいって言ったの！」


『だが断る』




だが断る( ^ω^ )
何事も断るからな。バッチコーイ( ^ω^ )




ピース「断るって…。首領関係なんだ。断れるわけないの、知ってるよな？」




『……』




もちろん知ってるよ。誰もが知ってるよ。逆らうことなんて、できないことぐらい




『だからって朝ご飯の途中に電話してくんなー！！！』


ピース「お前が飯！？」


『そこかよ！』




フォークをこめかみにぶっ刺すぞゴラァ！
あっ、驚かせてごめんね。




『…で、いつ？』




ピース「今日の深夜。一目でも目にしたいそうだ」




『わかった。じゃっ』




電話を打ち切り、ポケットへと突っ込む。




う「…腹痛い」


し「ねむ〜い」


さ「おっと、頭痛が痛い」


せ「気持ち悪い」

『嘘はやめい』



って坂田、頭痛が痛いってなに。




『はぁ。聞こえてたと思うけど、今日の夜に4人を連れて組織へと行く。
まぁ、そうは言ってもなにも用意はしなくていいよ』




う「そ、そうか」




うーん、首領ってばなに考えてるんだろう。前だって保護した人間でさえ気にしてなさそうだったのに




『…気にしても仕方ない、か。よし、ご飯食べよ』




でも今日はゆっくりする予定だったのに…。あっ、でも買い物に行きたいな




『ねーねー、良かったら誰か荷物持ちしてくれない？』




さ「はい！俺行く！」


『おっ、流石だね。後必要なものがあったら紙に書いておいてね』


し「わかった」




みんな良い子すぎない？私と同年代？え？




せ「A、お風呂場に銃とナイフあるー」




『あー、ごめん。ホルスターに入れといてくれる？』


せ「ほるすたー？」




あっ、一般人だから知識はないのか。
私は残りのパンを口に放り込み、お風呂場へと向かう。




『あっ、これこれ。これに入れて…そうそ』


せ「ホォー…カッコええな」


『おっ、付けてみる？』


せ「ええの！？」




そりゃまぁ、そんなに目をキラキラさせてたらねぇ。
センラの腰に巻き付け、そして太ももへと巻きつける。




『はい、終わり』


せ「おー、凄いなぁ。」




し「あっ！センラずるい！全裸め！」


せ「全裸ちゃうわ！」




あっ、やっぱりこういうのは憧れ？




『よしっ！じゃあホルスターはみんなに一つずつあげよう！』


う「めっちゃいい奴」


『元からだよ』


うしさせ「…？」


『おい』

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