【４】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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『あぁそうだ、3者面談…』



学校からのメールが届き、4人がプリンのことを話している間にぼそりと呟く。



『……ふぅ』


う「ん？どうした？食べないのか？」


『うーん、試しにうらたさんが食べてください。お先にどうぞ』


う「なんだその毒見みたいなの」


『毒見という名の試食です。』


さ「…毒見やん」



はて何のことやら



携帯をしまい、坂田さんから渡されたプリンを受け取る。
…うん、見るからにヤバいやつ。



『(なるせに相談しようかな)』


さ「どう？うまい？」


『まだ食べてないですよ。あと最初はうらたさんって決まってますので』


う「うへぇ」



プリンのカップの蓋をあけ、黄色のマカロンをパクっと食べる。…あっ、これレモンだ。味濃い…。



せ「美味い？」


『はい。単品で食べれば美味しいですよ』


せ「…単品…」



そして残り半分を口に含む。うん、美味しい。



し「そのドーナッツ頂戴」


『いいですよ。はい』


し「ん」



半分に切れているドーナッツの真ん中から、生チョコが垂れ流れて指についたチョコを下で舐めとる。



『あっま』


し「あんっっっま」

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