【４】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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友美「はぁー、なんで3者面談なんてあるんだろう」


『ほんとにそれは思う』


友美「はぁー、進学なんかしたくないよう」




今日の学校は先程終わり、今は友美と話しながら下校中。

そいて友美はそう言いながらカバンをぶんぶん降り、スマホを触り始めた。
歩きスマホだー。




友美「マミーに食材買ってくるように頼まれたから私はここで別れるね。
ばいばい、また明日！」




『ばいばーい』




食材かぁ。この間買ったばかりだし、大丈夫そうかな。
そんなことを考えながら歩いていると、後ろからグイっと腕を引かれた。




『っ！？』




し「ば、か！なんで1人で帰っとるん！」




『…志麻さん。』




し「ストーカー野郎に何かされたらどうするん！」




志麻さんは私の腕を力強く握りながら、そう言った。
…私、怒鳴られるようなことしたっけ。




『えと、志麻さんはどうしてここに？』




し「…分かりやすく話をずらすなや。はぁ、仕事帰りやよ」




『あっ、お疲れ様です。』




し「ん。ええからはよ帰ろ」




『はい』




うーん、これは帰ったら怒られるやつ。


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10月31日(ハロウィンの日)に新作を出します。

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