【４】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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Shima.side



Aが部屋へと戻り、俺たち4人はそのままご飯を食べている。
うん、うまい。




せ「なぁなぁ」




し「ん？」




せ「Aのことなんやけど、実は…」




なんとセンラが言うに、学校で3者面談があるらしい。
だがAに親はおらんし…。




う「俺らが出るか？」


さ「うらさんは特にダメやろ」


う「あ？」




せ「そもそもセンラ達に親代わりって無理やろ」




し「見た目的に俺らも若いしなぁ」




さすがに親には見えんやろ。
ってか、せんせーもちゃんと考えろや




う「親戚の兄貴的な？」


せ「だったらなるせくんの方が適任やろ」


う「確かに…」




うーん、勝手に俺らが決めて困らせたくないしなぁ。




し「…Aに頼まれてから決めればええんちゃう？」




さ「俺もそう思う。うらさんとセンラは？」


う「賛成」


せ「センラも」




じゃあ決定やな。
俺は椅子から立ち上がり、食べ終わった食器を片付ける。




せ「志麻くん、ちゃんと言った？」


し「言ってません！ご馳走様でした！」


せ「ん」

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