【４】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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この話を抜かしてました…。ごめんなさい
ーーー♧♤♡♢ーーー

夕食後ののんびりとした時間。
私は窓際の椅子に座って真っ暗な外を眺めている。


…真っ暗でも、灯りがいっぱいあるから外の様子が分かりやすい。




せ「A、起きてる？」




『…起きてますよ。どうかしましたか？』




せ「いや、寝てるかと思って」




センラさんはそう言い、私の前にある机を挟んである椅子に座った。

まぁ、ずっと静かにしてたら寝てると思うよね




せ「…旅行楽しい？」




『もちろん。久しぶりで凄い楽しいですよ』




視線を窓からセンラさんに向け、笑いながら言えば彼はクスッと笑った。




せ「それなら良かった。」




『センラさんは楽しめてますか？』




せ「当たり前やろ。メンツもメンツやし？」




『ふふっ。確かにそうですね』




家族で来るのもいいけど、このメンバーで来るのも楽しいな。…家族と言っても、私は一人っ子だからもう意味はないのだけれど




な「Aー…。話の邪魔しちゃった感じ？」




『ん？そうでもないよ。どうかした？』




な「なんかゲームセンターに行くみたいだから、Aはどうするかなって。センラくんは？」




せ「暇やし行くー」




センラさんはすくっと椅子を立って、少し騒がしいドアへと向かって行った。私も行こうかな？




な「……」




『なるせ？』




私も椅子から立ち上がり、ドアへと向かおうとするとなるせに腕をパシッと握られた。




『どうかした？』




な「…ゲームセンターの隣にさ…」




『うん？』




な「…Aの両親と、俺と両親の好きな和菓子が売ってた。買いに行こうぜ」




なるせは頬を少し赤くし、私の腕を離した。
…ちゃんと成瀬も楽しんでるようで良かった。




『ついでにお土産とかも少し買おっか。
ほら、行こ』



な「…あぁ。」

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