【４】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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さ「うわーっ！美味そう！」




私たちの目の前に並べられた数々の海鮮類。
他にも和食などがあり、どれから食べようか悩む。




『あっ、うらたさん。私の和食あげます。』




う「…えっ、いいのか？」




『はい。』




隣に座るうらたさんのお盆の上に和食を置けば、顔には出ていないが喜んでいるのがわかる。




な「もしかして海鮮駄目なん？」




う「まぁ、そんな感じ」




な「へぇ、大変だな。じゃあ俺のもやる」




う「え」




……和食もそれなりに多いし、大変なのでは？




な「Aにはこれ。茶碗蒸し」




『いいの？なるせの分…』




な「俺はいーの。ほら」




『ありがと』




茶碗蒸しが好きなこと、小学校で言ったの覚えてるのかな？
そうだったら嬉しいな。




し「……にしてもA。えｒ」


な「あ？」


し「ごめんなさい」




まじでおやつなし。


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