【４】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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女の子「ちがっ、私たちは君たちと食べたいの！」


ま「でも見た感じこれ以上の席はないし、僕達はバラバラで食べる気もないよ」




まふまふさんがそう言うと、女の人たち4人は甘味処から出て行った。
店員さんがかなり慌ててたけど、本当に申し訳ない。




『はぁ…』




な「……マジで腹立つ」




そ「まぁまぁ。ほら、早く頼んじゃおうよ」




そらるさんはみんなのお兄さんって感じ。
私は隣に座るまふまふさんを見ると、笑顔だけど少し震えていた。




『だ、大丈夫ですか？』




ま「こ、こわかったー…。」




『助かりました。それにしても本当に怖かったですね…』




ま「みんなAちゃんになればいいのに」


『それはもう怖すぎですね』




私がいっぱいいても気持ち悪いだけですよ。




『……ずっと思ってたんですけど、皆さん何歳なんですか？』




な「確かに。めっちゃ気になってた」




う「んー、何歳だと思う？」




なるせの隣に座るうらたさんはそう言うが、見た感じ私と同い年のなるせとあんまり差はないし…




『私達と同い年…？』




さ「どーでしょー？」




……すごい気になる。
そらるさんとまふまふさんも教えてはくれず、なるせと私で当てていると、注文したものが運ばれてきた。




な「まぁ、旅館に着いたらまた当てようぜ」




『そうだね。じゃあ、いただきます』

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