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『センラさん？どうしましたか？』
せ「……」
確か志麻さんが言うに、センラさんも拗ねてたんだっけ？それらしい雰囲気はないけど…
せ「……なんで坂田とゲームするん」
『…？…！』
そういうことか。
私はセンラさんから離れ、近くの本棚から本を取り出し、センラさんへと見せる。
『この本、私のおすすめなんです。
私がゲームしている間に読んで、終わったら感想を言い合いませんか？』
せ「！」
あまり本を見ることはないが、前に一度だけドアの隙間から静かに集中して本を読んでいるセンラさんを見たことがある。
たぶん、だけど
『嫌でしたら…』
せ「読む」
『え？』
せ「読む。…貸して」
センラさんは口角を、少し上げ、私の手から本をすっと手に取った。
せ「どういう物語？」
『ドラゴンと猫のお話です。』
せ「ふぅん…。女ってこういうの読むん？」
『いえ？殆どの人は恋愛話とか、小説より漫画って感じだと思いますよ。』
友美もそうだからね。
私はファンタジー話が好きだからなぁ…
せ「…じゃぁ、借りる。ありがと」
『いえいえ。じゃあリビングに行きましょうか』
せ「ん。」
センラさんとリビングへと戻ると、玄関に小さい女の子とうらたさんが話していた。誰だろう？
『こんにちは』
「ぅえっ！？えっ、あっ、こんにちは！」
小さい…可愛い…。
私の目の前にいる小さい彼女は、猫のようにぴょこぴょこ動いた。
『4人の同居人のAと申します。』
「えと、わし、あっ、私は96猫と申します！」
『くろねこ？』
９６でくろ？凄い名前…それによく思い付いたなぁ。私は96猫さんと握手をし、中へと案内しようとすると、やんわり断られた。ん？
96「今日は届け物を渡しに来ただけなので、これで失礼しまっす！」
『えっ、あっ、はい。またいらしてください…？』
96猫さんはそう言うと、ピューっといなくなった。…はやい。
『ん？届け物？』
う「これ。」
『居たんですね』
せ「ずっとおったよ」
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みこ - めっちゃ面白いです、、、！かけたら続きお願いします、、、まってます！ (2022年6月21日 17時) (
レス) id: 760d04a410 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2021年8月17日 23時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - 胡桃さん» あぁ、ありがとうございます！応援してくれるだけでうれしいです！ (2020年10月14日 22時) (レス) id: 402db88705 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - テスト頑張ってください!(だいぶ遅い応援ですみません) (2020年10月12日 21時) (レス) id: b54d2dadf8 (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - ゃみぅささん» マジですか！？ありがとうございます！！！ (2020年10月7日 21時) (レス) id: bb18f3957e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイシャルト
| 作成日時：2020年8月23日 15時
