悪役令嬢が愛されてもいいんですか？ (ページ6)

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「A、、？ここで何して、、ラウ、、？」

この子の記憶を辿ると

私の事を知っているこの人は''岩本照''

騎士団長の息子。

確か漫画では第1王子と親しかったっけ、、？

「てか、ラウールお前勉強はどうしたんだよ」

んー？と声を上げながら目を覚ますラウールくん

「うわ、照くんだ」

「うわーとはなんだ、というかAはなんでここに居るんだ？」

「本読んでて、ラウールくんが来たから一緒に読んで、気付いたら2人で寝ちゃってて」

真剣に話を聞いてくれる照くん

少し目を合わせるとそれに気付いたのか

目が無くなる笑顔で笑ってくれた

最初は少し怖い人なのかなって思ったけど
そんな事は1ミリも無くて、

「とにかくこいつ連れてくわ」

「やだー、照くん離して！僕Aと居たいー」

ラウールくんの話は聞かずに連れて行く照くん

やっぱり怖い人なのかな、、なんて思ったり

「なんか寂しいな」

急に静かになったから、少し寂しく感じた

転生当初は気を張ってたからこんなこと1ミリも思わなかったけど

少しずつ慣れてきたのかな