continuation5 ページ9
あ(寒い……寒い……!)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
黒い何かが私をみている。
いいところねーーーーーーーーーーーーーーー
とてもあたたかくてお花も綺麗ーーーーーーー
気に入ったわーーーーーーーーーーーーーーー
じわり……じわり……
あ…? あ ああ……
! 何かが私を侵食して……
塗り潰されていく………………
私のいのちが…………まっ黒…に…………
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あ「ああアぁあああアァアアッ!!」
!!
「アメリアさん!」
まずい気がする……
「彼女を医務室へお願いします」
あ「いや……あ」
アメリアさんが俺の背中に抱きついてきた。
?
「…アメリアさん?」
【寒イ】
【寒クテ死ニソウダ】
【ダカラ】
【アタタカイモノガ欲シイ】
…………ガリッ!
アメリアさんがいきなり俺の肩に噛みついた。
?!
「!アメ…リアさ…!?」
そのまま俺の血を吸血する。
じゅるぅ……じゅるるる
ぞくっ……!
吸血されておこる快感が俺を襲い、力が抜けていく。
「放…せ!!」
俺は強制的に彼女を自分の身体からはなした。
離された彼女の身体は血だらけで、足元には大きな血溜りができている。その血溜りの中から、刺のついた蔓のようなものが伸び、周囲にいた人たちの身体や手に巻き付き拘束する。
拘束した人たちを襲おうとしていたアメリアさんの両腕をつかんでとめる。
「やめなさいアメリアさん、分かってるんですか?」
「吸血鬼が人間を襲うことは禁じられています。このままだと貴方が処分されることになるかもしれないんですよ!?」
くそっ……力が強い!
がぁぁぁっ……
ヤバい、はやく避けなきゃ…………ドクンッ
!?
……身体の自由がきかない……まさか
毒___…?
グワッ!!
!!
喰われる__________
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作者名:夏雨 | 作成日時:2017年11月26日 6時