【３】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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Uratanuki.side




さ「うらたん！Aが帰ったら話そ！」
せ「なんて？」


さ「あ、う…」




う「２人ともそんなカリカリすんな。」




あとまーしぃはそんな角っこで体育座りしない。
でも話をするとしても、どうするか…




し「そもそも何でAは気づいたんやろー…」




さ「確かに」




う「学校じゃねぇか？朝は普通だったろ。」




さ「今度は学校に殴り込みでええの？」


せ「やめぇや。嫌われるで」


さ「それはあかん」




朝は普通だったし、帰ってきてから可笑しくなったよな…。だけど別にそんなことはどうでもいい。俺たちはただAと話したいだけ




う「Aが帰って来たら、無理矢理にでも話を聞かせる。」


せ「賛成。あいつなら躱しそうやもん」


し「でもどうやって話すん？俺、なんて言ったらわからへん」


さ「うん、俺も」




んなもん…




う「思ってることを全部言う」




せ「考えてることが坂田みたいやな」




う「お前らだって、このままAと変な空気で過ごすの、嫌だろ？」




せ「それはそうやけど…」




う「んじゃ決まり。おら、家事始めるぞ」




やれることはしてやる

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