純粋紅一点 (ページ24)

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報告ページ24

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『隠したくはない、です』

私達が付き合った後、メンバー会議が開かれた。

議題は【公表するのかどうか】。

壱馬「別れる気はないし、匂わせしないつもりでも人間だし、してしまうかもしれない、バレてから言うのもなんかなあ、って。」

わたしたちは隠したくない。

ファンの皆様に隠し事をして、バレてしまったとき、悲しむ顔を見たくない。

LIKIYA「二人のしたいようにすればいいと思う。
守れる部分とかこっちでサポートする部分はもちろんする。

だけど誹謗中傷に関しては抑えられない。」

みんなも共感するように頷いている。

誹謗中傷が来るのは誰しもがわかっていたことだった。

壱馬「これは僕個人の考えなんですけど、

僕は来てもなんとも思いません。Aとの交際について賛否両論あると思います。

あって当たり前だと思います。」

やっぱり壱馬さんは大人な考えを持っているんだなあ、そう思った。

次は、私の番だ。

『私は、誹謗中傷が来ることには慣れました笑

いい意味でも悪い意味でも、ランペを知っていただくきっかけになるかな、と思います』

このあとみんながそれぞれに思ってくれていることを話し、結果的に公表することとなった。

不安だけど、隠し事をしなくてよかった。