天地・鬼滅の刃【弐】

凪 ページ4

ツナside


状況を察するに弟弟子は鬼との戦闘の末､撃破はしたものの毒を貰っている感じだな…

他の蜘蛛達も元々人の姿だったのを無理矢理変えられたって所か



ツナ「……よかったな善逸…お前ずっと誰かの役に立ちたいって言ってたもんな」

善逸「……」


しのぶ「あら綱吉さん」ﾌﾜﾘ


ツナ「伝令を聞いて応援にきた」


伝令通りしのぶと合流出来た…



しのぶ「少々待って下さいね､今解毒薬を調合するので」

カナヲ「…」

ツナ「カナヲも来ていたのか……とりあえず､他の鬼を退治しよう」

カナヲ「…」ｺｸﾘ


善逸が鬼殺隊の最終選別の日､同じ日に参加していたそうだ



ツナ「雑魚鬼ばかりだな……時の呼吸・弐ノ型」ﾀﾝｯ


鬼達「!!」ｻﾞｼｭｯ


ツナ「暁(あかつき)」ﾁﾘﾘﾝ



暁は一刀流技で晴の炎を混ぜている

居合いの状態で一気に抜き円を描き､中心点から２メートル程斬撃を【不規則に残す】技……

時をずらす技



カナヲ「…」ｻﾞﾝｯ

鬼「!!」ｺﾛｺﾛ



ツナ「……隠れていても気配で分かるんだよ､時の呼吸・参ノ型」ﾀﾞｯ ﾋﾞｭｯ



カナヲ「綱吉様……参ノ型を完成させている……」



ツナ「陰怒羅(ｲﾝﾄﾞﾗ)!!」
ｽ
ﾄﾞ
ﾄﾞ
ﾄﾞ
鬼「!!」ﾄﾞｼｭｯ


しのぶ「!!……空間が歪んだ？」


ズドンッ


そう……陰怒羅は技の中で最も遠くまで放つ事が出来る､槍や弓を引いた矢の様に放つ突き技…

その衝撃で刀の周りの空間が歪んで見える…

その衝撃波は音速となり､音を……時を送らせる



現在…時の呼吸は【五つ】まで完成している



しのぶ「お待たせしました解毒薬が完成しました､隠の方に渡して起きましたので綱吉さん、行きましょうか」

ツナ「嗚呼」ｺｸ

しのぶ「カナヲ､ここの指揮は任せました」

カナヲ「はい…」ｺｸﾘ



俺としのぶは暫く森の中を駆け抜けた…


しのぶ「十二鬼月は何処にいると思いますか？」ﾀｯﾀｯﾀｯ

ツナ「既に富岡さんかエンマが遭遇していると俺は思う」



暫く走ると地味目の隊員が女の鬼の糸に頑丈絡めにされていた…



しのぶ「ここは私に任せて先に向かって下さい」ﾆｺﾆｺ

ツナ「……分かった」




エンマside



僕がツナ君と別行動を取って暫くして……




富岡「水の呼吸・拾壱ノ型・凪」


伍鬼「!!」




エンマ「富岡さん……」(瞳に下伍……新たに加えられた下弦の伍か……)ﾁﾗｯ



炭治廊「…」
禰豆子「…」


エンマ「宿にいた…子達だ」

皆に嫌われるんですよ→←那田蜘蛛山

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