天地・鬼滅の刃【弐】

新たな日輪刀 ページ25

ツナside



ツナ「今日も清が出るな皆」



山本「おうツナ!!会議は終わったのな？」

獄寺「お疲れ様です10代目」


矢田「お疲れーエンマ､ツナ君」

ユキ「お疲れ様」



実はこの4人､現在進行形で呼吸を身に付けようとしているのだ

もしもの時の為と自己防衛の為だ

山本は最近水の呼吸に興味があるらしい

獄寺は刀を使うのにかなり抵抗がある様で…と言うか山本と被るから嫌らしい

その為､しのぶから毒の調合書を借りて頭に叩き込んでいる最中だ

矢田はカナエさんから花の呼吸を学んでいる

ユキは俺から炎の呼吸を学んでいる


それから２週間が経過した


………

……

…



最近､竈門炭治廊と嘴平伊之助が機能回復訓練を開始した

そして今日…



右助「おうおう！久しぶりだな!!時柱様よぉ!!天界と天国の磨ぎ直し終わったぜ!!」

左助「滅柱様もよぉ!!冥界と地獄の磨ぎ直し終わったぜよ!!そして!!」

ツナ「出来たか」

エンマ「2人に頼んでよかったね」


俺達は鴉経緯で双刀兄弟に依頼していた



右助「双刀右助作！名刀業物!!山本武成るもの!!」

山本「おう」ｽｳｳｳ


山本が握った日輪刀は深くも綺麗な青色に変わった

刀は時雨金時と同じサイズで鍔が雫なのが特徴だ


右助「日輪刀・秋水(しゅうすい)！」


山本「これでその鬼ってのとまともに戦闘できんだな」


左助「矢田桃花殿！わっしが鍛え上げた名刀業物を!!」

矢田「はい」ｽｳｳｳ


矢田が握った日輪刀の色は紫に変わった

刀のサイズはやや短めで鍔が独特なのが特徴だった

立体的な睡蓮なのだ


左助「日輪刀・睡蓮(すいれん)だ」


右助「次に神崎有希子殿！名刀業物！日輪刀・草薙(くさなぎ)！」

ユキ「はい」ｽｳｳｳ


刀の色が赤に変わった…

刀のサイズは矢田と変わらない

鍔の形は勾玉柄とかなり変わっていた



左助「俺達は１度に刀を二本ずつ打たねぇと気がすまねぇ！故に俺はもう一本鍛えた名刀業物をくれてやる!!日輪刀・覇王(はおう)!!」


ツナ「覇王……ね」


刀のサイズは俺や炎が握ってるのと変わらないな……

鍔の形は丸型で龍が彫られてる


エンマ「ツナ君握ったら」

ツナ「いいのか？」


エンマ「うん」



俺は左手で刀を抜いた


ツナ「…」ｽｳｳｳ



刀の色が漆黒に変わった…


ツナ「……俺はてっきり橙色に変わると思ったんだけど……」

左助「黒…余り見ない色ですね」

右助「なんと綿羊な」


柔でも剛でもない…

俺本来の色？

違う……これは夜の炎の影響…

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