天地・鬼滅の刃【弐】

大地は力強く ページ12

エンマside


実弥先輩が禰豆子さんが入っている木箱事刺そうとしたから

僕は咄嗟に身体が動いていた

掌で受け止めていたから刃が掌を貫通していた



実弥「!!」

エンマ「…」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ


炭治廊君……僕が君と同じ立場だったら同じ事をしていたと思うよ

僕も妹が大切だった……



エンマ「刀を納めろ」ｸﾞｸﾞｩ

実弥「ならその掌の力を抜けよぉ……」

エンマ「抜いたらまた刺そうとするだろ」

実弥「当たり前だぁ」



炭治廊「やめろ!!禰豆子を!!俺の妹を傷付ける奴は柱だうと許さない!!」ﾀﾞｯ


実弥「ハハハ!!そうかいよかったなぁ!!」
ﾊﾟｯ ﾁｬｯ
エンマ「地獄を!!」


握っていた刀を離し

花柄の鍔の付いている僕の日輪刀・地獄を抜く先輩!!


エンマ「ﾁｯ」



ツナ「…」ｼｭﾝｯ


冨岡「やめろ!!もうすぐお館様がいらっしゃるぞ!!」


実弥「!!」ﾋﾟｸｯ

ビュッ
炭治廊「!!」

ドゴッ
実弥「っ!!」ドサッ



炭治廊「!!」ドサッ


蜜璃「ブフッ」

杏寿郎「…」

宇髄「…」

無一郎「…」


笑ってるよ



炭治廊「ﾊｯ!!禰豆子は!!」ｷｮﾛｷｮﾛ

エンマ「大丈夫だよ､ほら」


僕はそっと彼に耳打ちし､指を指した

その先には



ツナ「全く……これだから気性が荒い人は苦手だ」



炭治廊「禰豆子!!」


ツナ「エンマはその刺さりっぱなしの刀を抜いて､止血と蘇生するから」

エンマ「うん」ｼﾞｭｯ


ツナ君は六本ナイフの内一本を取り出して晴の炎を灯した



しのぶ(たまに姉さんが言ってたわね…綱吉さんが橙色の炎を用いて上弦の弐を圧倒したって…)

宇髄「黄色い炎？派手だな!!」

蜜璃(綱吉君､私が怪我をした時何時もあの炎で治療してくれたっけ、素敵だわ)ｷｭﾝｯ


ツナ「取り敢えず応急処置だけど止血は終わった､傷の再生も促したから数日中には完全に傷口は塞がると思うけど傷痕は残るから」

エンマ「ありがとうツナ君」


実弥「てめぇ!!沢田!!」


ツナ「…」ﾊﾞｯ

皆「!!」ﾊﾞｯ


炭治廊「っ!!？」
ｶﾞｼｯ
実弥「…」



ツナ君が庭の中心に移動し､膝待ついた

それを合図に皆膝を付き始めた


奥から冨岡､宇髄､甘露寺､煉獄､時透､悲鳴嶼､ツナ君､しのぶさん､僕､不死川､押さえつけられている炭治廊､伊黒の順だ


産屋敷「やぁ皆､今日も空は青いのかな？こうして顔ぶれが変わる事なく柱合会議を迎えられた事を嬉しく思うよ､綱吉､炎真､長期の任務ご苦労様」

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