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日輪刀・天界 ページ9

ツナside


俺が蝶屋敷に戻った翌日



カナエ「綱吉君、ちょっと良いかしら?」


ツナ「はい」



俺はカナエさんに呼ばれ行くと


ひょっと子の面を付けた人がいた



ツナ「この方は?」

カナエ「この方は刀鍛冶の右助さんよ」


ツナ「刀鍛冶…」


右助「おまんが綱吉か!!話は聞いている!!ワッシは双刀右助!!さあ早速玉鋼を選べ!!」



ツナ「玉鋼?」

カナエ「玉鋼は鬼を唯一滅殺出来る日輪刀を作れる元の原石よ」

右助「選べ!!己が直感に従い!!」


目の前に13、4の塊……



ツナ「……!!コレとコレを頼む」

右助「!!……ホォ」

カナエ「え?2つも?」


ツナ「俺の勘だが……この2つは他と違って質が段違いに異なっている」

右助「その通り!!よもや1発で1番良いのを2つも選ぶとはワッシが刀を一振り鍛代上げるのに20日掛かる…二本目は更に」

カナエ「…よろしくお願いします」ペコ

ツナ「お願いします」ペコ

右助「任せな!!鬼を黄泉の国へ送る最高の刀を鍛えてやる!!」




エンマside



今日突然、花柱・胡蝶カナエさんの依頼で訪れたと左助と名乗った


エンマ「左助さん?」

左助「おうよ、我は双刀左助だ、さあさあ玉鋼を選べ!!鬼を地獄の業火で切り裂く刀の元を!!」


エンマ「……この2つをお願いします」

左助「へぇ……良いのを選ぶじゃねぇか、二刀流の剣士になるのかい?」

エンマ「……二刀流…」


そうだ……何も刀一本で戦う必要はないんだ



ツナside



右助さんは刀を鍛えにいった……



カナエ「本当は最終選別に合格してから日輪刀を貰えるのだけど今回は柱の特権を利用して綱吉君と炎真君に贈らせてもらうわ」ニコリ

ツナ「ありがとうございます、カナエさん」



しのぶ「何よ……姉さんと仲良くしちゃって」



………


……






20日後・最終選別の2日前



右助「仕上がったぞ、沢田綱吉、主が選んだ日輪刀・天界、天へ鬼を昇天させる天界の光を浴びし刀」

カナエ「綱吉君、刀を抜いて下さい」

しのぶ「……黄色じゃなかったら最悪ね」

ツナ「色?色が何かあるのか?」


カナエ「日輪刀は別名色変わりの刀、握って刀身の色が変わるの、その色は自分と相性のいい呼吸を表しているの」

しのぶ「赤は炎、黄は雷、青は水、灰は岩、緑は風って具合にね」

ツナ「成るほどな……」

右助「楽しみだぜよ……」


俺は刀を握ると


ツナ「…」スゥゥゥ


赤み掛かった橙色の刀身に変わったのだ


しのぶ「橙色?」

日輪刀・冥界→←蝶屋敷再び



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作者名:修羅 | 作成日時:2019年9月26日 4時

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