雷の呼吸 ページ6
ツナside
蝶屋敷に世話になって2日
ツナ「お世話になりました」
エンマ「お世話になりました」
カナエ「お二人は【それぞれ】の育手の所に行くのですね」
ツナ「はい、雷の呼吸を身に付けるつもりです」
エンマ「僕は風の呼吸を学びます」
カナエ「最短で習得したら2ヶ月後の最終選別に間に合うかもねしれないわね?しのぶ」
しのぶ「たった2ヶ月で呼吸を会得出来る訳ないでしょ姉さん」
カナエ「まあまあ、姉さんはしのぶの笑った顔が好きだなあ」ニコニコ
ツナ「では」ダッ
エンマ「失礼しました」ダッ
カナエ「ハァ……行ってしまわれたわね」シュンッ…
しのぶ「姉さん……何でよりによってあんな色男なの」ムスッ
カナエ「もぉしのぶ、色男何て失礼よ……」
しのぶ「フンッ」プイッ
………
……
…
俺は4日程走り続け…
桑島「儂は桑島慈悟郎だ、お主だな鴉から伝令は聞いている」
ツナ「沢田綱吉です、短い間ですがよろしくお願いします」
桑島「うむ」
こうして俺は雷の呼吸を会得する為、修行を開始した
………
……
…
ー1ヶ月後ー
善逸「わああぁぁぁ!!助けてよ綱吉兄(あん)ちゃ〜ん!!」
ツナ「善逸五月蝿い」スパッ
桑島「コラァ善逸!!逃げるでない!!」
この1ヶ月の間に俺は雷の呼吸の【仕方】を体得した
後は剣技の型を体得するだけだ
善逸「酷いよぉー!!兄貴まで俺を見捨てるー!!」
ツナ「なら何の為にジーさんの弟子になったんだ」
我妻善逸は俺が弟子になってその5日後位にジーさんが善逸の借金を肩代わりした…
ツナ「雷の呼吸・壱ノ型・霹靂一閃」ザンッ
ドゴンッ
善逸「ヒエッ!!」
桑島「ほぉ……地面を抉りおった」
抉れて当然型に俺の体の中に巡る【雷の炎】と掛け合わせたのだから
ツナ「雷の呼吸・弐ノ型・稲魂」
ツナ「雷の呼吸・参ノ型・聚蚊成雷」
ツナ「雷の呼吸・肆ノ型・遠雷」
ツナ「雷の呼吸・伍ノ型・熱界雷」
ツナ「雷の呼吸・陸ノ型・電轟雷轟」
桑島「凄まじい才覚じゃ、たった1ヶ月でここまで仕上げるとは…大したもんじゃ!!」
ツナ「いえ……俺のはまだ形になったに過ぎません」
流石に死ぬ気の炎と合わせて使うのは骨が折れるな
だが雷の炎の特徴の硬化で刀の強度は断然に違う…
桑島「これなら1ヶ月後の選別には間に合いそうじゃの、お主はもう卒業じゃ」
ツナ「今までお世話になりました」土下座
善逸「そんなぁー!!兄貴ー!!」
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作者名:修羅 | 作成日時:2019年9月26日 4時