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剣士の才能 ページ47

しのぶside


ー藤の宿ー


私と綱吉さんは宿の中に入り、お風呂を頂きました

勿論別々です…

お風呂から上がると……



ツナ「…」ポンポン


部屋の中で刀を抜き、綿の様な物で刀身をトントンポンポンと当てていました


しのぶ「……何をなさっているのですか?」ジ〜

ツナ「見て分からない?刀の手入れ……」ポンポン


私は両手両膝を床に付け、綱吉さんの顔を覗き込む姿勢をとりながら聞きました


ツナ「刀をより長持ちさせようと思って……俺は刀は素人だけらさ」

しのぶ「素人…ですか?」


綱吉さんも古里さんも他の人に比べたら抜きん出た才能の持ち主だと思うのですが…


ツナ「俺に刀の才能はないよ……」

しのぶ「え」ドキッ


私……考えてた事……口にしてたかしら?



ツナ「俺もエンマも元々どちらかと言うと武術家だ…本当の剣士にはきっとなれない」

しのぶ「綱吉さん…」

ツナ「……俺の友達にさ…凄い剣士がいるんだ…」

しのぶ「凄い剣士?」

ツナ「刀を握ってたった1週間そこらで刀の才能を開花させた本物の剣士…時雨蒼燕流の使い手」

しのぶ「時雨蒼燕流」(何処かで聞いた覚えがあるわ)

ツナ「そいつに比べたら俺は点でダメだ…真似すら出来ない」


綱吉さんはそう言いながら二本目の手入れを終えました


ツナ「所で………」フイ

しのぶ「はい?」


綱吉さんは頬少し赤くしながら言いました


ツナ「何時までその体勢でいるつもり?さらし巻いてないだろ、胸が浴衣から溢れてるぞ」


私は正座に但し、浴衣を整え直し………一言


しのぶ「わざとです」///

ツナ「うん、嘘だって直ぐわかるからね、顔真っ赤だからね、顔も変に強張ってるからね」


変な事言わないでください!


ツナ「…」
ピト
しのぶ「!!」//



綱吉さんが私の左頬に手を添えてこう言いました


ツナ「髪を下ろしてるしのぶも可愛いな」グイッ
しのぶ「……ありがとうございます」//


そしてそこで接吻を一度二度…


ツナ「花(毒)を食べるのは止めたんだな」
しのぶ「は…はい…私も帰る場所があるので」


私の本心を伝えると…とても嬉しそうね顔でもう一度接吻をしまいた

その後は更に肌を重ねる行為を繰り返しました…



しのぶ「…綱吉さん達と出会う前に屋敷には他に3人の継子がいました」
ツナ「…カナエさんの?」

しのぶ「はい」
ツナ「…」

しのぶ「本当に…鬼何て存在が消えてしまえばいいのにそうだったら…あの子達も今頃…」
ツナ「…」

須佐能乎→←隊士の質



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作者名:修羅 | 作成日時:2019年9月26日 4時

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