滅柱・古里炎真 ページ43
エンマside
時を少し遡り……
これは僕が当時戦った下弦の壱との物語
任務の為にある集落を訪れていた
壱鬼「稀血ィィィ!!」
エンマ「二刀流・風重」ﾌﾞﾝｯ
飛ばした斬撃に重力を付加させ､全てを断絶させる風
壱鬼「!!」ﾌｧｻｯ
エンマ「!!消滅の仕方が変だ…幻覚系統か!!」
壱鬼「よくわかったなぁ!!血鬼術!!幻影！相手に幻影を見せる事も当人の最も意味嫌う過去の幻影を見せる事が出来るかのさ!!」
エンマ「!!」ﾄﾞｯｸﾝ
『頼む妻と子供達には!!』ｽﾞｶﾞｧﾝｯ
『貴方!!炎真!!真美!!逃げ』ｽﾞｶﾞｧﾝｯ
『お兄ちゃん!!助けて!!お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!』ｽﾞｶﾞｧﾝｯ
エンマ「!!」
『卑怯者のボンゴレの子孫だもんね､ツナ君は…』
『気に入ったよ…永遠って所がね…』
壱鬼「稀血ィィィ!!」
エンマ「許さない…」ｷｯ
壱鬼「!!」ｿﾞｯ
エンマ「二刀流・地爆天星」ｻﾞﾝｯ
壱鬼「なっ!!」ﾍﾞﾁｬｯ
鬼の身体…頸以外の部位をバラバラにした
エンマ「地爆天星は10連連撃技で切られたカ所に重力を付加して肉を押し潰す…何度も何度も何度も､再生出来るって言っても痛いんでしょ？日の光で滅されるまで永遠と苦痛を味わえ」
壱鬼「ギィャァァァァァ」
ｸﾞﾁｯ ｸﾞﾁｬ ﾍﾞﾁｬｯ ﾐﾁｯ ﾍﾞｼｬｯ
エンマ「君は僕のもっもと触れて欲しくない、僕がもっもと意味嫌う過去を見せた…許さない」
僕は鬼が襲っていた集落に足を運んだ…
………
……
…
エンマ「鬼は僕が退治したよ…もう大丈夫だからね」
女の子「ﾋｯｸｯ…ﾋｯｸｯ」
この女の子はさっきの鬼の血鬼術で………
【家族を出刃包丁で滅多刺しにしたのだ】
男の子「あああああ!!おっ母!!」
この男の子もまた鬼に操られ………母親の頸に斧を振り下ろした…
男性「うううう!!ハナ!!ハナ!!」
男性は奥さんと包丁と竹槍で殺し会ったあげく､殺した
他にも沢山………
全員､鬼の快楽の為に【意識】を残したまま【身体】に幻術をかけたのだ
エンマ(何て酷い事を…………僕が後少し早く到着していればこんな悲劇は未然に防げていたはずだ…)
許さない…殺す事に何の躊躇なく､己の手を汚さない鬼が!!
エンマ「滅してやる………この世の悪鬼を１人残さず滅してやる!!」
この翌日､蝶屋敷に戻った僕は親方様に呼ばれ､改めて柱にならないかと言われ､承諾した
僕はこの時､滅柱の称号を言い渡された
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作者名：修羅 | 作成日時：2019年9月26日 4時
