花柄の鍔 ページ25
しのぶside
私は驚いた…綱吉も初任務で十二鬼月と遭遇していて下弦の壱と参を倒して…
上弦の壱とも戦ったなんて…
しかも無傷…
ツナ「右助さんには今刀を打ち直してもらっている最中です」
カナエ「本当に無事で良かったわ」ﾎﾜﾎﾜ
ツナ「…」
しのぶ「…」ﾑｯ
時々こうだ…綱吉は時々姉さんの笑顔を惚けてみてる…
何だか癪に触る……姉さんみたいな笑顔だったら綱吉も少しは私の事……
しのぶ「!!」ﾊｯ!!ﾌﾙﾌﾙ
カナエ「しのぶ？」
ツナ「？」
カナエ「そうそう､綱吉君にもこれを渡そうと思って」ｽｯ
ツナ「これは？」
カナエ「刀の鍔よ､私達とお揃いにしたくて」ｳﾌﾌ
姉さんはそう言うと布に包まれていたのは私達の刀に付けている同じ鍔を綱吉に渡した
古里にも渡されている､アイツは直ぐに冥界の刀に付けていたっけ…
ツナ「ありがとうございます､カナエさん､大切にします」
暫くすると……
右助「ゴラァァァァァァ!!沢田綱吉!!出て乞いいいい!!良くも俺が鍛えた名刀・天国を折りやがったなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!てめぇの首へし折ってやる!!出て乞いいいい!!」
しのぶ「!!」ﾋﾞｸｯ
ツナ「…」ｴｰ
カナエ「…」ｱﾀﾌﾀ
その後、綱吉は軽く五時間位命掛けの鬼ごっこをしましたとさ…
ツナside
右助さんとの鬼ごっこの後…
俺はカナエさんから頂いた鍔をせっかくなので日輪刀・天国に付けてもらった…
天界も研ぎ直してもらった……
ツナ「階級を示せ」己 ｽｯ
下から五番目だっけ…
エンマ「階級を示せ」庚 ｽｯ
エンマは下から四番目だった
こればかりは出会った鬼の強さに比例するのだろう
…俺はエンマに鬼の親玉に会った事全て解決話した
更に鬼狩りをする事１ヶ月…俺達がこの世界に紛れ込んで3ヶ月程経った頃…
ﾔﾀ『新たな柱が誕生したｶｧ!!柱は炎柱・煉獄杏寿廊!!』
ツナ「噂に聞いた炎の呼吸の使い手か…炎…」
ｷﾞﾝ『古里炎真!!並びに沢田綱吉!!親方様が及びである!!』
エンマ「僕達も？」
ツナ「行くか…」
カナエ「えーもう行っちゃうの〜!綱吉君､私と結婚しましょー」//ｷﾞｭｩｩｩ
ツナ「しません…後、首絞まってます」
エンマ「もてる男はつらいね色男」ｸｽｸｽ
ツナ「エンマ！」ｶﾞｰﾝ
しのぶ「姉さん!!綱吉から離れて!!年齢考えて!!」//
カナエ「嫌〜」ｷﾞｭｩｩｩ
ツナ「しのぶは時々カナエさんの見方なのか俺の見方なのか分からなくなる」
エンマ「あー」
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作者名：修羅 | 作成日時：2019年9月26日 4時
