チビッ子 ページ24
ツナside
鬼の親玉と遭遇した後､俺はﾔﾀの持ってくる伝令をこなす日々が2週間続いた…
この間……俺は瞳に上弦の壱と刻まれた鬼と遭遇した…コイツはあの上弦の弐とは天地程の差がある…
上弦の壱との死闘は２日続いた…日の光が届かぬ密林の中で……実はその時､日輪刀・天国を折られてしまった
今は右助さんに打ち直してもらっている
久方ぶりに蝶屋敷に戻った…
ツナ「ただいま戻りました」
しのぶ「あら､もう帰ってきたの？何処か怪我でもしたのかしら？」
ツナ「俺が怪我している事前提で話進めないで欲しいな」
しのぶ「なら毒でも盛りましょうか？」
ツナ「平然と笑顔で毒盛るとか止めてもらっていい？」
？？「…」ｼﾞｰ
？？「…」ｼﾞｰ
？？「…」ｼﾞｰ
ツナ「？…あの影から除いてる子達は？」
しのぶ「あぁ､姉さんが任務先で拾ってきた子達よ､親兄弟は鬼に……」
ツナ「そっか……」
しのぶ「いらっしゃい､この人は私の同期よ」
………
……
…
なほ「高田なほです！」
きよ「寺内きよです！」
すみ「中原すみです！」
ツナ「そうか､よろしくな俺は沢田綱吉だ」ﾆｺ
3人「！！」ﾊﾟｧ
しのぶ「まぁいいわ､それより綱吉､姉さんが呼んでたわ」
ツナ「？分かった」ｺｸﾘ
………
……
…
俺としのぶは縁側からカナエさんの部屋に向かった…
そんな時､庭の方に目を向けるとエンマがカナヲとシャボン玉遊びをしていた
ツナ「エンマも戻ってたんだ」
しのぶ「一昨日ね､本人から聞いたけど下弦の陸と肆を倒したんですって」
ツナ「流石エンマだ…チビッ子達もエンマになついてるだろ？」
しのぶ「え？ええ…良く分かったわね」汗
ツナ「エンマには妹がいたからな」
しのぶ「いたって……それじゃ…」
ツナ「…」ｺｸﾘ
俺は無言で頷いた……
エンマはある意味…どの鬼殺隊士よりも思い過去を持っている…
そんな事を考えているとカナエさんの部屋の前に到着、しのぶがカナエさんに断りを入れ襖をあける
ツナ「失礼します」
カナエ「お帰りなさい､綱吉君!!怪我はない!!聞いたわよ!!初任務からいきなり下弦の壱と参と鉢合わせになって戦ったって!!」ｱﾀﾌﾀ
しのぶ「えっ」
ツナ「あー」
カナエ「しかも上弦の壱とも遭遇したんですって!!」
しのぶ「上弦の壱!!」
俺が鬼の親玉と遭遇した話題が出ない…差し詰あの親方様が情報操作してるな…
ツナ「上弦の壱との戦闘で天国を折られてしまいました…」
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作者名：修羅 | 作成日時：2019年9月26日 4時
