日輪刀・天国 ページ22
ツナside
時は少し遡り……
エンマが初任務に単独出発して小一時間……
右助「悪いなぁ!!待たせた!!」
左助「遅いぜお!!兄貴!!」
ツナ「兄弟揃って声うるさい……」ﾎﾞｿｯ
しのぶ「それには同感だわ」
右助「沢田綱吉!!お前の為に鍛え上げた一振りをやる!!日輪刀・天国!!鬼を天の国へ葬れと願い込めた刀なり!!」
ツナ「日輪刀・天国……あれ？」
左助「気付いたか？そう俺達が打ったら刀は対極になる様に打つ!!」
カナエ「あ〜!それで天国と地獄」
しのぶ「天界と冥界なのね」
ツナ「ﾌｰﾝ」ｽｩｩｩ
俺は刀を抜くと刀身が橙色に変わった､柔の炎に寄った色合いだ…
やはり､俺の日輪刀は柔(天国)と剛(天界)に別れてるな…
しのぶ「綱吉の日輪刀…二本とも色が微妙に違うわね」
カナエ「そうね〜古里君も色が全く違っていたわ〜深い赤黒い刀身と明るい赤色の刀身だったもの」
ツナ「色はどうでもいいよ……」
ﾔﾀ『伝令!!伝令!!沢田綱吉ィ!!初任務である!!○○村へ迎え!!ヨナヨナ人が行方不明になっている〜!!』
ツナ「早速か」
俺は支給された対服に袖を通し､その上から更に着物を身に付け､右脇に刀二本を腰掛け､ｼﾞｰｻﾝから貰った羽織を纏う
しのぶ「羽織派手ね､黒々で黄色？」
ツナ「ｼﾞｰｻﾝ(師匠)が卒業祝いだってくれたからな……んじゃ」ｲｯﾃｸﾙ
カナエ「行ってらっしゃーい」ﾋﾗﾋﾗ〜
………
……
…
○○村へ到着した俺は早速鬼2人と遭遇した…
それぞれの鬼の瞳には下弦壱と下弦参と刻まれていた
ツナ「なぁお前達､瞳に上弦弐って刻まれた奴が何処に居るのか知らない？」
参鬼「知るか!!希血が!!」
壱鬼「お前は格別の匂いがするね､きっと君を食ったらもっともっと強くなれる､そしたら上弦の鬼に入れ替わりの血戦を挑める」
ツナ「雷の呼吸・壱ノ型・霹靂一閃」ﾀﾝｯ ﾊﾞﾁｯ
参鬼「へ」ｺﾛｺﾛ
壱鬼「なっ!!速いっ!!まさか柱!!」ブシュッ
ツナ「悪いけど俺は柱じゃないよ……したっぱの新参者さ」ﾁﾝｯ ﾁﾝｯ
壱鬼「あれ!!」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ツナ「斬られた事にも気が付かない……ごめんね､楽に殺してあげられなくて…………二刀流・居合・獅子(しし)歌歌(そんそん)」
その後､無数の鬼達が現れた
鬼達は下弦の鬼達よって集められていたいた様だ
ツナ「二刀流・迅雷!!」
鬼「ギョアアアアアア」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ツナ「二刀流・獅子円舞」ﾀﾝｯ
鬼「アガガガガ」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
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作者名：修羅 | 作成日時：2019年9月26日 4時
