鬼と仲良くなれる? ページ3
ツナside
カナエ「所でお2人は歳幾つ?」
ツナ「今年で16」
エンマ「僕もです」
しのぶ「え……」
カナエ「そうなの?2人共、私より身長高いし落ち着いてるから私より年上かと思ってたわ」
ツナ(あの学舎を卒業して半年しか経っていないからな…)
エンマ「…」
しのぶ「…」
しのぶと呼ばれた子は急に黙り込んだ……どうした?
カナエ「今年で16歳って事はしのぶと同い年ね〜」ニコニコ
ツナ「ああ、同い年だったのね」汗
エンマ「…?」
しのぶ「うるさいですよ」
俺達は更に鬼殺隊について聞いた
鬼と言う存在を信じていない上に今は【廃刀令】のご時世
政府は鬼殺隊を正式な隊とは認めておらず刀の所持も認められていない認組織らしい
因にしのぶはカナエの継子とか言うらしいがまだ正式な隊士ではないらしいが実績は積んできているらしい
それと鬼殺隊とは1000年以上の歴史があるそうだ
ツナ(……そこでなら俺達もある程度は自由に動いて元の時代に帰る手立てが見つかるかもしれない)
エンマ(そうだね)コク
カナエ「ねぇ、もし行く当てが無いなら鬼殺隊に入らない?」
しのぶ「姉さんの話が本当なら上弦の鬼を圧倒した貴方の力は今の鬼殺隊に欲しいわ」
ツナ「………いいよ、当ても無ければお金も無いし」
エンマ「僕達も拠点を決めたいし、知らない事をもっと知りたいからね」
………
……
…
しのぶside
私は少し戸惑っている
しのぶ「…」チラッ タッタッタッ
カナエ「…」ニコニコ タッタッタッ
ツナ「…」タッタッタッ
エンマ「…」タッタッタッ
この2人(綱吉と炎真)は【全集中】を使っている訳でもないのに涼しい顔で私と姉さんの【速度】に付いてきている
息を切らさず、無駄な動きをせず…
しのぶ「貴方達は何者なのですか」
ツナ「今は言えない、言っても信じないだろうしね」ニコ
しのぶ「フンッ」プイッ
エンマ「あの……何処に向かっているんですか?」
カナエ「お館様の所よ〜」
ツナ「1番偉い人の所か」チラッ クスッ
しのぶ「何人の顔見て笑ってるのよ」
ツナ「いや……カナエさんの言う通り、笑った方が可愛いだろうなって思っただけだ」
しのぶ「なっ!!」カァッ//
エンマ「そう言う所だよ……ツナ君」ボソッ
カナエ「ねぇ2人は人と鬼は仲良くなれると思う?」
エンマ「僕は鬼を見ていないので何とも言えません」
ツナ「さぁなけど」
皆「…」
ツナ「人も鬼も争いが無い事に越した事はない」
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作者名:修羅 | 作成日時:2019年9月26日 4時