獅子光耀 ページ15
ツナside
鬼「この糞餓鬼がーーーー」
ツナ「頸(急所)が丸見えだよ、雷の呼吸・弐ノ型」
鬼「しま」
ツナ「稲魂」チンッ
鬼「った」ボロボロ
ツナ「………ごめんね、彼女には帰りを待つ人がいるんだ、ここで死んでいい人じゃないんだ」
鬼達「人間!!稀血と女だ!!」
ツナ「しつこい……しのぶ、君の刀借りるよ」
俺は右手に天界を握り、左手に刃のない付くタイプの日輪刀を握る
ツナ「……雷の呼吸は居合いの技…なら、抜刀したままの技で」
鬼「グアアア!」
ツナ「二刀流・獅子光耀!!」バッ
ドドドドドドドドドド
鬼達「ギャアアア」
ツナ「……27人目」
二刀流・獅子光耀は突きの剣技
両方合わせて十連撃の突きで一撃一撃が鬼の頸に触れれば吹き飛ぶ
ツナ「二刀流にするって決めてから練習してるけど……随分形になってきたな」
しのぶ「…スゥ…スゥ…」
ツナ「このままには出来ないな」パサッ
俺は雷の呼吸を学んで居る時、桑島慈悟郎のジーサンに呼吸を体得した褒美として漆黒の羽織を貰った
その羽織をしのぶに被せ、休めそうな場所に移動した
………
……
…
しのぶ「……んん」
ツナ「起きたか?」
アル「ミー」
しのぶ「っ!!猫」汗
ツナ「猫は嫌いなのか?」
しのぶ「毛がある動物は……その…………苦手です」
ツナ「そうか、アルはしのぶに近づかない様にね」
アル「ミー」コク パフッ
俺はアルにそう声を掛け、アルは俺の服の中に潜り込んでいた
しのぶ「賢い猫なのね」
ツナ「うん」
しのぶ「……夜?よね…焚き火何てしてたら鬼が寄ってくるわよ」
ツナ「大丈夫だよ、襲ってくる鬼達は皆統べから無く葬ったから」
しのぶ「葬ったって……!!私が戦っていた鬼は」
ツナ「あの異形と異能を使う鬼?うん、そいつなら葬った」
しのぶ「……私……どれだけ眠ってたの」汗
ツナ「丸1日と数時間かな明日の明けに丁度試験終了だよ」
しのぶ「痛っ」
ツナ「動かない方がいい、足が張れていたから捻ったみたいだね、多分だけど蘿にやられたんだろうね」
しのぶ「………何で張れてるって知ってるのよ」//汗
ツナ「そりゃぁ……」ジー
俺はわざと足元から髪先まで視線だけゆっくり見た
しのぶ「ま、まさか」///カァッ
ツナ「それは怪我が無いか確認する為に隅から隅まで見たからね」
しのぶ「最低っ!!変態!!乙女が気を失ってる時に貴方は!!」///
ツナ「まぁ嘘だけどね」
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作者名:修羅 | 作成日時:2019年9月26日 4時