プロローグ ページ1
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唐突にはじめまして、私の名前は鬼殺隊の花柱・胡蝶カナエと言います…
初対面の皆さんに言うのも変な話かもしれませんが私は困惑しています…
私は鎹鴉の伝令任務で訪れた町で人喰い鬼と遭遇し……
私はほんの数秒前まで瞳に上弦と数字の弐が刻まれた【鬼】に殺されそうになる瞬間でした…
私は男性に抱えられていました…
茶色に少し黄色掛かった優しそうな青年…
??「おい、大丈夫か?怪我でもしたか?」
カナエ「い、いえ……貴方は?」
??「名乗る程の者じゃない……」チラッ
カナエ「…」
私は思わず惚けてしまった
たった今まで死ぬかもしれない瀬戸際で…この青年の声室が……お館様に似ていたから…
鬼「やあやあ、初めまして俺の名前は童磨、君の名前は?」
??「人殺しに名乗る名前はない」
カナエ「……」//
童磨「ねえねえ、その抱えてる女の子返してもらっていいかな?ちゃんと喰べてあげたいんだ」
??「冗談だろ、俺の顔がそんな事させると思うか?」
童磨「んん?君の臭いよく嗅いだら希血だね!しかも希血の中でも極上級の……余り男は食べたくないけど君から匂う臭いは1000人以上喰ったのと同じ位の価値がありそうだ」
カナエ「!!」
私は鬼の口から聞いた言葉に我に帰った
鬼は対の扇を構えている!!
彼は鬼殺隊の隊士じゃない、守らないと!!
??「大丈夫だ」シュッ
カナエ「え…」
そう言う言った瞬間
??「人を喰?フザケルナ!!」ブンッ
ドゴッ
童磨「ゴハッ!!」ビチャッ
青年の拳から【橙色の炎】が灯っていて…
童磨の扇と氷の壁を粉砕し、鬼の顔に深くめり込んでいました
??「X(イクス)カノン!!」ボウッ
童磨「!!」ドオンッ
彼が叫んだ瞬間童磨の顔が吹き飛びました
カナエ「君!!鬼はこの日輪刀で頸を斬らねば絶命しません!!人の急所を攻撃しても意味がありません!!」
??「!!そうか……」
童磨「あああ……もう日の出だ、君を食べたかったなぁ…もう一度聞くね、君名前は?」
??「……沢田綱吉」
童磨「沢田綱吉君だね、覚えたよ…極上の希血君」シュンッ
鬼は私達の前から消え、その鬼と入れ替わりに青年……沢田綱吉君の側に私は降りました……
ツナ「……無事でしたか?」
カナエ「はい、助けて下さりありがとうございます…」
??「姉さん!!」
カナエ「しのぶ」
こうして胡蝶カナエの死亡ルートはブッ壊れましたby修羅
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作者名:修羅 | 作成日時:2019年9月26日 4時