No.153 爆豪救出作戦編 ページ4
ツナside
…林間合宿が中止になり､１日が経過した…
ー病院ー
エンマ「…」
矢田「…」ｷﾞﾘｯ
ツナ「先生…エンマの容態は…」ｷﾞﾘｯ
医師「失礼ながら生きているのが不思議でなりません､両腕の複雑骨折の子が可愛く見える」
ツナ「…」
エンマはﾋｽﾄﾘｱの能力で創られた偽物との戦闘で深手を折った…
体中の骨を砕かれ､内臓にもダメージが行っているそうだ…
いや…正確にはエンマの左肺に骨が刺さっていたり､大腸も一部破裂していた､事態を要すると緊急手術が行われた
一命をとりとめたものの…
出血の量が凄かった…俺の血を輸血したかったが俺はA型でエンマはO型…輸血が出来ないのだ…
エンマは病院につくまで…死の間をさ迷っていたのだ…
あの時の矢田が必死にエンマを呼ぶ声は…悲痛でならなかった…
矢田「…ん…で」
ツナ「…」
矢田「何でツナ!!エンマを助けられなかったの!!」
ツナ「…っ」
矢田「エンマが戦ってたってあの幻騎士だったんでしょ!!ツナ前に戦って勝ったじゃない!!」
矢田「幻騎士の幻術に嵌まってた!!そんなの納得出来ないよ!!ツナにとってエンマは親友なんでしょ!!どうして助けられなかったの!!ﾋｸﾞｯ…ﾋｸﾞｯ」
感情が高ぶった矢田は俺に怒りをぶつけた…
ツナ「…ごめん………」
矢田「なんでょぉ…ツナは…エンマより強いじゃない…どうしてエンマばかりこんな損な役回りばかり」
ツナ「それは…」
否定出来ない…
俺は中学１年まで穏やかに過ごせていた…
エンマは？幼少期に家族を殺されている…
エンマは長年ﾎﾞﾝｺﾞﾚ傘下のマフィアから迫害を受けていた…
Dの時は？結局エンマの炎に助けられた
暗殺教室時代は？俺が大怪我した時にエンマは俺に血を輸血してくれた…
クラスが分裂した時にお前は皆を１つに纏めようとした…
暗い道に歩きそうになった俺を引き留めてくれた…
何時もファミリーの皆や…エンマ…君が俺を…
矢田「ごめんなさい…ツナ君､感情になっちゃって」
ツナ「いや…矢田の反応は当然だから…」
俺はエンマと矢田に背を向け､ドアノブに触れ
ツナ「エンマ…お前の敵…必ず撃ち取るからな…」ｷﾞﾘｯ
矢田「撃ち取るって…どうやって…」
ツナ「俺は爆豪救出作戦に参加して欲しいと要請を受けた…」
俺は静に胸の内に誓うのだった…
必ず､助け出すと…
ドアを出ると
ツナ「……お前達」
轟「…」
切島「よ､よう」
No.154 爆豪救出作戦編→←No.152 林間合宿襲撃編
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いまづき(プロフ) - ツナがカッコイイ 続きが気になります！再新頑張ってください (2018年10月16日 20時) (
レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
修羅(プロフ) - 何気に４章!! (2018年9月28日 3時) (レス) id: 44a3aa84ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：修羅 | 作成日時：2018年9月28日 2時
