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びょういん ページ37

ご主人が珍しくお昼ぐらいに帰ってきました。すると急に私を抱き上げて車に乗せ…え?




『わんっ』




「急にごめんなぁ。言ったら嫌がるかと思って…」




『わふっ』




別に私は何事にも嫌がりませんよ?

ご主人は犬用ケージの出入り口を開けたので、のそりとその中に入りました。




「Aちゃん偉い!さすがAちゃん!」




もちろん!なんてったって私は天才犬ですから!なんでも出来るんですよ!

そう思っていると車は動き出して道を走り始めて数分。着いたのは動物病院。……どーぶつびょーいん




「えっ、ちょ、暴れんとって!?」




『わんっわんっ』




ご主人は足を止めることもなく中に入りました。いやだー…病院はいやだー…

ふせ状態で床を見ていると、ご主人が頭をわしわしと撫でてくれました。




「急にごめんなぁ。ココは知り合いがやってる病院でセンラが犬を飼ってるって言ったら連れて来いって言われてなぁ…」




『……わふっ』




…それはしょうがないですねぇ。ケージの中でご主人に撫でられていると急に名前を呼ばれて病室に向かいました。




「はじめまして、Aちゃん。今日は急にごめんね。センラに無理矢理連れて来て貰ってね…」



せ「ほんま最初は何事かと思ったわぁ」




「ごめんごめん」




…ふむ、見たところ普通のもぶですね。((

ケージを開けられたので、出てぺたりと大人しく座り込むと驚かれました。…え、私が可笑しいんですか?




「これは驚いた」




『わふっ』




せ「え、何が?何か可笑しいところでもあった?」




ご主人が心配そうにお医者さんに聞くと、「あ、違う違う」と言われました。…なんでしょうか…




「この子は前に保護対象の子でね、よく捕まえては逃げられての繰り返しの子で。

引き取りたいという声も10件以上あったんだけどこの子はどうしても嫌みたいでね…会っては吠えてや歯を見せて…。

最近は見ないと思ってたが、センラの家の子になったんだね」




その言葉を聞いて思い出しました。そのこともあったなぁっと。((

確かにその時は人間嫌いでしたから…あれ、シリアス?犬の話にシリアスってあり得る話なんですかぁ???…あっ、まだシリアスではない?良かった良かった((




せ「へぇー…昔は困った子なんやったんやねぇ」




『わんっ!』




黒歴史ィィイ!((

ひにんしゅじゅつ→←きんようび



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アイシャルト(プロフ) - ちーちくさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月4日 10時) (レス) id: a0038ad571 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちく - 初コメ失礼します!とても大好きです!公立後期頑張ってください! (2020年3月4日 8時) (レス) id: 3a7d323016 (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - なすしさん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2020年2月22日 23時) (レス) id: a0038ad571 (このIDを非表示/違反報告)
なすし - 好きです!頑張ってください! (2020年2月22日 23時) (レス) id: b8b664cc7b (このIDを非表示/違反報告)
アイシャルト(プロフ) - 内緒話さん» わぁあ!ありがとうございます!頑張ります! (2020年1月31日 23時) (レス) id: a0038ad571 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイシャルト | 作成日時:2019年10月22日 10時

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