吸血姫の恋愛事情。【ベイブレードバースト神】

ロイヤルズ戦 ページ12

第１試合。

まずは、シスコvsガゼム。

因縁の相手らしいけど、大丈夫なの？

ｼｽ「…おいてめ―、もっとパワーあんだろ！」

ｶﾞ「…」

ど、どういうこと？

マキシマムガルーダが、クライスサタンの攻撃をいとも簡単に避けていく。

パワーも、圧倒的に緩い。

ｿﾞ「ほっほっほ…なかなか面白い戦法じゃの」

ﾌ「おじい様、分かるの？」

ｿﾞ「マキシマムガルーダはの、フレームを外しておるんじゃ」

ﾌ「軽量化してるって事？」

ｿﾞ「そうじゃ。派手に攻撃をしないのも、持久戦に持ち込むつもりじゃろ」

ﾌ「マキシマムガルーダは、スタミナタイプ…！」

ｷ「うん。これ見て」

キットが見せてくれたタブレットで、理解できた。

シスコのサイクロンループも効かないかな。

ｱﾅｳﾝｽ『ゥワオ！！ クライスサタンの勢いがなくなってきたあああ！？ このまま持久戦に持ち込まれるのかあ！！』


と、マキシマムガルーダの軌道が変わる。

そして＿＿＿＿＿






パキッ


『マキシマムガルーダ、バーストフィニッシュ！』

シスコは、負けた。



ｸ「シスコは好戦的であるけれど、今回はその裏をつつかれたわね」

ﾌ「ねぇ、何であんなに仲悪いの？」

ﾊﾆ「わかんない…」

負けちゃったけど、シスコ、お疲れ様。

＊＊

第2試合、クーザvsアーサー。

結果、クーザの勝利！

ﾌ「いぇーい！」

ｷ「やった！」

あのアーサーっていうブレーダー、歯が吸血鬼みたいだったな。

第3試合、シャーサvsジェフ。

結果、シャーサの勝利。

ﾊﾆ「おねえちゃーん！」

ﾌ「頑張れシャーサァァ！」

第4試合、バルトvsガゼム。

結果は…バルトの勝利！！

二人の出し惜しみのない全力のバトル、見ていてとても楽しい！

ｸ「フランドールは本当に楽しそうにバトルを見るのね。バルトにそっくりだわ」

ﾌ「そうかな」

だって、楽しいんですもの。

ああ、私もトップチームに上がって、はやくバトルがしたいな。

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