【歌.い.手】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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Senra.side




ご飯は結局センラのだけキュウリが抜かれており、他の人だけサラダにのっていた。




せ｢(…別に、優しいとか思ってへんわ)｣




ご飯を食べ終わり、４人で湯船に浸かっているとうらたんに質問された。




う｢何でそんなにAのこと嫌うん？｣




し｢あー、それ俺も気になってたわ｣




さ｢え、センラAのこと嫌いなん！？何で！？｣


う｢だからそれを今聞いてんだろ｣




お湯で遊びながら３人の会話を聞いていると、ある言葉を聞いてピタッと止まってしまった。……嫌ってるってなんやねん




せ｢え、嫌って風に見えるん？｣


し｢もう俺に構うな！って感じが出てる｣




どんな感じかは解らないが誤解はされてたみたいだった。




せ｢別に、嫌っては…ない…。ただ…まだアイツのこと信じられんし…｣




う｢ふぅん？まぁ、センラは慎重だからなぁ。
ま、少しはアイツのことちゃんと見てみれば？こんな俺達にだっていろんなことしてくれるんだぜ？｣




さ｢うらさーん！もう出ていいー？｣


う｢おー｣




坂田はそう言うと風呂を出て、うらたんも髪を洗い始めた。湯船に浸かっているのは志麻くんとセンラだけになった。




せ｢うらたんの言葉、よく理解できなかったわ｣




し｢んー…簡単に言うとAを信じろってことやない？｣




志麻くんはそう言うとお風呂を出た。




せ｢だから……意味わからんって…｣

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