光り輝く蝶 6 (ページ34)

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Happy Jungwoo Day ページ34

JW side

数日前、自分の誕生日は仕事が休みだと聞かされたけど特にやることがないからどうしようかと悩んでいたらヌナもその日お昼だけ時間があると教えてくれて二人で出かける事に。

ヌナも少し前誕生日だったし、センイルパーティー後だから休んだ方がいいと思って、最初は誘うのを辞めようと思ってたんだけどヌナが｢ジョンウが良いなら遊ぼうよ｣と言ってくれたのでお言葉に甘えちゃった。

宿舎をドタドタ走り回りながら出掛ける用意をする。
なんでこんなに走り回ってるのかって？
ヌナと出かけるのが楽しみだからに決まってるじゃん！

｢ふふ、朝から忙しいね？｣

洗面台の前で髪を整えていたら後ろから聞き慣れた声が聞こえた。
振り返ると、緩く髪を巻いてジーンズに白のニットを合わせたヌナの姿が。

JW ｢ヌナ今日も本当にかわいい｣
｢え？笑ありがとう…？笑｣

ヌナの両頬を包んでそう言うと、ありがとうの後にはてなが付いた返事をした。それも可愛い(？)

夜はヌナが軽く打ち合わせがあるみたいだからお昼にカフェだけ行く約束をしていたんだけど、その前に寄りたい所があるからヌナに付き合ってもらった。

｢寄りたい所って？｣
JW ｢僕の誕生日祝ってくれてるカフェ｣
｢お！いいね｣
JW ｢ヌナ、カフェに居たファンの代金全額支払ったでしょ？それニュースになってたんだよ｣
｢え、そうなの？｣
JW ｢うん。それ見てかっこいいって思ったから僕もやろうと思って｣
｢ふふ、素敵だね｣

カフェに付いて、ヌナがやったのと同じように皆の代金を代わりに支払って、店内に居たファンの皆に｢ありがとう｣と伝えた。
僕だけじゃなくてヌナも居たから大騒ぎになっちゃって、すぐにお店を出て約束していたカフェにヌナと向かった。

カフェに着くとお互い自分のケーキとドリンクを選ぶ。
レジに向かう途中、ヌナに｢先に座ってて｣と言われたので、言われた通り席でヌナを待っていると、支払いを済ませたヌナが席にやって来た。
その後すぐに店員さんがケーキとドリンクを持って来てくれたんだけど、僕が選んだケーキにロウソクが乗っていて、お皿には可愛いデコレーションと共に"Happy Birthday Jungwoo"と文字が書かれていて開いた口が塞がらなかった。

JW ｢わぁ！いつの間に…？｣
｢注文した時に店員さんにお願いしたんだ〜、びっくりした？笑｣
JW ｢めちゃくちゃびっくりした……ありがとう……｣

大好きなヌナと素敵な一日を過ごせて一生忘れない日になったよ。

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