光り輝く蝶 6 (ページ29)

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Happy Johnny Day ページ29

JY side

日本でイベントとライブがあるので、俺の誕生日の前日にイリチル皆で日本にやって来た。
日付が変わる数秒前、ホテルの部屋のドアノブがガチャリと音を立て開いたので、驚いて見に行くと陽気なサングラスをかけたり、ケーキの形の帽子をかぶったAとマークとドヨンが居た。

｢ジャニオッパ誕生日おめでとう〜〜！｣
MK ｢ギリギリ間に合ったね笑｣
DY ｢A、間に合わないかもって俺達のホテルのドアドンドン叩いてきてびっくりしたんだから……｣

呆れた顔でそう言ったドヨンの頭には誕生日ケーキの帽子が乗っかっていて思わず吹き出しそうになった。

JY ｢驚いたよ……3人ともありがとう｣

マークが嬉しそうに俺に差し出したのは大きな紙袋。

JY ｢これ…｣
MK ｢今日の昼間出掛けた時に買ったんだ｣
DY ｢ヒョンが喜ぶだろうってAが選んだんだよ｣
｢ふふ、多分ジャニオッパ凄く気に入ってくれると思う｣

可愛い弟と妹から誕生日プレゼントをもらい、感動で胸の奥がじんと温かくなった。

DY ｢お、ヒョン泣くんじゃない？笑｣
MK ｢えーい、感動するじゃん｣
JY ｢本当に感動したよ…ありがとう｣

しばらく談笑していると、再び部屋のドアが開き、皆で一斉に目線をやるとそこにはケーキを持ったジョンウの姿があった。

JW ｢Happy Birthday bro〜〜｣
｢ジョンウッ…ww そのサングラス似合ってんね？www｣
JW ｢でしょ？カッコイイ？｣
｢うん、かっこいいかっこいい笑｣

派手な誕生日ケーキの形のサングラスをかけたジョンウの姿にじわじわと笑いが込み上げてくる……笑
何でも似合うから凄いよなぁ、ジョンウって…笑

JY ｢ありがとう、皆で食べよう｣

ジョンウが持ってきてくれたケーキを5人でつつきながら、明日に控えたライブの話で盛り上がった。

｢改めてジャニオッパ、誕生日おめでとう。私達と出会ってくれてありがとう〜〜｣

そう言ってグラスを掲げたAの言葉にまた胸の奥が温かくなる感覚がして、グラスをカチンと合わせた。

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