光り輝く蝶 6 (ページ3)

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取り分けてくれたお肉を食べようと意気込んだ時後ろからぎゅうっと抱きつかれた。

TN ｢A〜〜しっかり食べてる〜？｣

私を締め付けた犯人はテンちゃんで、私が居ない間にちゃっかり出来上がってやがる←

あんたが抱きついてるせいでご飯食べれないんだよ、と言いたい所だったけど酔っ払いは面倒だから(お前が言うな)｢今から食べるよ｣とだけ返した。

TN ｢テンはね〜ほんとうに、Aがしあわせだったらそれでいいの｣
｢わ〜感動するね。ありがとう｣
JY ｢Aが食べられないだろ笑｣
｢オッパありがと笑｣

私に巻きついてたテンちゃんを、ジャニオッパが引き剥がしてくれてようやくお肉にありつけた。

しばらくお肉を食べた後、盛り上がってる後ろの席を見ると斜め後ろに座っているジェミンと目が合った。

JM ｢ヌナ、コンビニ行こうよ｣

小さな声でそう言ったジェミンに私は｢うん、行こうか｣と返事をした。

まだ蒸し暑い季節だったので、お店の外に出るとむわっとした生暖かい風が頬を撫でた。

｢何か欲しい物あるの？｣
JM ｢ううん、そろそろヌナが甘い物食べたいかなと思って｣
｢流石だね…笑めちゃくちゃ食べたい｣
JM ｢やっぱりね｣

ふふ、と嬉しそうに笑うジェミンと一緒にコンビニでメンバーとスタッフさんの分の甘い物を買い占めてレジ袋パンパンになったんだけど、｢ヌナはいいの｣とジェミンはそのレジ袋を私に持たせてくれなかった。

そのたくましくなった腕を見ると、ジェミンが毎週ジムに行っていると言ってたのを思い出した。
無意識のうちにその腕にピトッと手の平をくっつけると、目を丸くしたジェミンに｢それ俺以外のドリムメンにはやっちゃダメだからね｣と怒られた…笑

お店に戻ると、｢どこ行ってたの？｣とユノに聞かれた。

｢コンビニ。ジェミンと皆のデザート買ってきた｣
JH ｢ふうん、良かった1人で行ってなくて｣

皆に甘い物を配ってから、ユノには別で買ってあったコーヒーを渡す。

JH ｢俺だけコーヒー？｣
｢甘いの好きじゃないからと思ったんだけど、嫌だった？｣
JH ｢ううん、ありがと｣

そう言って渡したコーヒーを柄にもなくニマニマ見つめてる。

TY ｢ジェヒョンは特別が好きなんだねー｣

コンビニで買ってきた大きいシュークリームを頬張りながらテヨンがそう呟いて、私が｢特別？｣と聞き返すと、｢聞かなくていい｣とユノが笑いながらそう言った。

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