【ONE PIECE】無気力系旅人の奮闘第5弾 (ページ4)

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194話社畜の生まれ方ページ4

貴「…」

カ「どうしたんじゃ？黙りこくって。」

今回も当たり前のように同じ船室で向かうらしい。こんなデカい船なんだから一人一部屋でいいだろ。そんな言葉は喉の奥にしまう。

貴「いや…この任務ハードだなぁって…」

カ「ふむ確かに。」

おっと、じゃあここら辺でご覧の皆さんに説明でもしようかな(メタ)

まぁ、よく知らんけど裏には名が通っているらしいアーテリ一家ってのが開催する会があって、そこで問題が起きないか監視、仲介、捜査っていうのが今回の仕事。
今まではそんな気にしていなかったらしいけど今回は対立しているヴェイン一家ってのが参加するらしいから危険なんだと。だったらそんな会開かなきゃいいのに…

カ「一応言っておくが警戒すべきはヴェイン一家だけではない。各国の裏に通ずる者が参加する。ホメロスはそんな見た目なのじゃから気を引き締めて取り掛かれ。」

貴「え、この見た目って何かダメなところありますか…」

えー、ノーマルな自分なんだけどなー…珍しく硬っ苦しいスーツなんかも着たし、目立たないただのモブとして背景に馴染めるだろうと思ったのに…

カ「ホメロスは美しいからのお。そういうのはオークションでは高く売れる。わしは常に共に行動できんから誘拐される可能性もあるんじゃ。」

貴「…別に自分そんなキレーじゃないし、もしもがあっても能力でイチコロですし…」

カ「…疲労が溜まるのじゃろう？帰ったら報告書をまとめるから体力は残すべきなのじゃ。」

貴「社畜はこうやって生まれるのか…」

ブラック企業として訴えてやろうか。

そんなこんなで目的の地へとついた。