【ONE PIECE】無気力系旅人の奮闘第2弾 (ページ10)

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58話自己紹介ページ10

着いたそこは無人島だった。まぁ反対側に町があるかはわからないけど、動く体力は残っていないから今日は二人仲良く(笑)野宿する事にした。

それなのに…

ミ｢ぬしには聞きたい事2つがある。話せ。｣

首に黒刀を当てられたら話さない訳にはいかない。

貴｢…いいですよ、別に。｣

そうか、と刀を戻す鷹の目。まぁ、戦闘ではあっちが信用してくれたし、いいだろう。

ミ｢…一つ目は悪魔の実の能力に抗う薬とは何か？おれが軍にいる時でも聞いた事が無い。｣

貴｢そりゃ、そうですよ。だって自分の父さんが作った代物ですから…自分は実験台。たまたま成功したからこうなりました。まぁ稀にしか発動しないんですけど。｣

ミ｢実験台…｣

貴｢Number:03。それが昔の名前…｣

ミ｢今の名は何と言う。｣

貴｢あれ、まだ言ってませんでしたね。…ヴァンダー・ヘルメスと申します。｣

ミ｢そうか。覚えておく。｣

貴｢忘れてもいいですよ。｣

ミ｢…二つ目だ。お前、刀を使っているな。｣

貴｢辺獄のことですか。｣

ミ｢あぁ、その刀の強さは伊達では無い。だからその使い手よ…おれと…勝負をしないか？｣

もちろん、手加減はしてやる、と言う。

えー、寝たいんだけど。