89話 そして歯車が廻る ページ42
｢釣れないわね…今の彼女？｣
貴｢んーそうゆう事にする…｣
｢ふふっ、どうゆう意味かしら？｣
貴｢そーゆー意味。｣
てか、
貴｢アンタ何者？｣
｢あら、気づいた？｣
貴｢殺気が凄い来る…痛い｣
｢それは失礼。抑えられなくって｣
貴｢あそー｣
｢無関心なのね…｣
貴｢どうでもいい。質問に答えて…｣
｢…アナタのお父様に言われてね。｣
貴｢あ''？｣
コイツ、なんて言った…？
｢っおっと、怖いわぁ…｣
貴｢…どうゆう事？｣
両者から殺気が出る。それが見える事は無いが、ぶつかり合っている。それだけは確かだ。
｢それはアナタが一番わかっているはずよ…脱走者、Number:03。｣
貴｢連れ戻すつもり…｣
｢命令よ。従いなさい。｣
貴｢…｣
｢…はぁ。これから先生に連絡をするわ。彼女とお話でもしてて。｣
電電虫を取り出す。
｢逃げ出すなんてしないで。私が何年探してたと思っているの？｣
貴｢知らな…｣
｢新聞の報道なんてビックリして頭が外れそうだったのよ！まぁ、目が飛び出るだけだったけど…｣
貴｢まだあんな実験続けてるの…｣
｢人類の進歩はいい事よ。｣
｢じゃ、これ取り付けておくから。…三十分後。グリーンビットの前で｣
爆弾付きの首輪をはめられる。うわ…やだ…
彼女と入れ替えにベビー5さんは帰って来た。
べ｢お待たせヘルメス！…それ新しいファッション？｣
貴｢脅されてるなう。｣
べ｢え、何してたのよ！？｣
貴｢いろいろ…まぁこんなの取れるんだけど…｣
と、言うと簡単に外れる首輪。バカだねーコンナの効かねぇよ
貴｢ちょっといざこざがあってね…先、帰ってて。｣
べ｢でも！｣
貴｢夕飯には帰る…と思う。｣
べ｢…わかったわ。それより遅かったら私、若に怒られちゃうんだから止めてね…｣
心配そうな笑顔だった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：脱兎狼 x他1人 | 作成日時：2016年8月25日 21時
