83話 化け物の逃避行 ページ36
ここは地下のはず。道のりは長い…
｢なっ、罪人が逃げ出しているぞ!!｣
｢捕まえろ！｣
早速見つかった。しかーし
貴｢…消えて。死んで…｣
私には能力がある。
｢っ何を…｣バタリ
順調順調
エレベーターに乗り、一気に二階まで行く。
開いた扉の前には、何人もの兵達。これは予想外。
｢撃てぇっ｣
『ドドドドドドドドンッ』
貴｢…｣
｢死んだか？｣
貴｢…｣ギロッ
｢ヒッ｣
『グシャッ』
貴｢自分を傷つけたんだ…じっくりと殺してやる…｣
頭を掴むと、いとも簡単に崩れて、脳漿と血液が飛び散る。
｢グァアアアァアァァア｣
一人の兵は転がり回っていたがそのうち動かなくなった。
｢あ、あぁ｣
｢化け…モノ｣
貴｢…だから、なに。｣
『グシャッ』
紅く染まる聖地。その中心で彼女は舞う
『グシャッ』
｢く、そ…｣
あぁこれで最後か…返り血が付いているのに気づく。
貴｢汚な…｣
さて、出ますか…
天｢待つえ！！下々民！｣
貴｢あらま…おいでなすった｣
｢っ｣
周りの人達はこの光景に目を見開いている。トラウマものだよね
天｢くたばり損ないめ…今ここで死ね｣
『ドンッ』
貴｢あ。｣
その銃弾は腹部を貫通する。すぐにそれ以上の攻撃を受けないように走った。
途中でか弱そうな少女が怯えていた。
コイツでいいや…
貴｢身代わりになって｣
｢え、｣
少女は今の自分の姿になる。出血が酷く、少女の方の私は死んだ。
目的の部屋はその後ろにある。窓の外を見ると下は海。死ぬ恐れは殆ど無い…はず
傷を治して、窓を突き破る。
瞬間、疲労が体を襲い、私は気絶した
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：脱兎狼 x他1人 | 作成日時：2016年8月25日 21時
