【ONE PIECE】無気力系旅人の奮闘第2弾 (ページ33)

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80話全治…何ヶ月？ページ33

『ドサッ』

背中を押され、地面に倒れた。手足の自由が効かないから立てない。前には、あの時の天竜人が車椅子に座っていた。

天｢お前があの時の奴かえ｣

貴｢…｣

天｢あの時まで傷がつく事なんてなかったえ…しかし下々民であるお前は…｣フルフル

貴｢…｣

天｢わちしを刺した!!お前にはそれ以上の事をしてやるえ！さぁ泣き叫べ！！！｣

手を顔に近づける

天｢どうした！泣き顔は見せたくないのかえ！？｣

はぁ…

貴｢…めんど｣ほじほじ

天｢なっ…！！｣

周りのボディーガード達も騒めく。

天｢ちっ、地下牢へ連れてくえ！死なない程度に痛ぶり続けるえ！｣

｢了解しました。｣

ズルズルと引きづられる。いてて

天｢生まれた事を後悔するえ！｣

うるせ…しかし今そんな事言ったらマジで殺されるので止める。

部屋から出たところで自分で歩かされる。

貴｢君達も大変そうだね…まぁどうでもいいけどさ｣

｢…｣

そしてエレベーターに乗り、一番下の階に降りる。

｢入れ｣

そこには、四方八方に血が飛び散り、もう腐って臭いのキツイ足や指が落ちていた。

貴｢うわ…｣

バタンと、後ろで扉を閉められた。ロウソクのしか灯が無いから殆ど何も見えない。

聞こえるのは隣からの叫び声。

噛み締めた口の中には血の味が広がった。

周りには得体の知れない物も落ちていて何も触りたくない。

…五感の全てを使えない状態となった。精神的にヤダな

そのまま、１日放っとかれた。

『ガチャ』

｢おう！元気かぁ？罪人さん｣

んー、コイツが執行人か…テンションついていけねぇ。それにイケメソ。アニメか

貴｢お腹空いた…｣

｢ヒャハハ、それだけか。イイねぇ前のより楽しめそうだ｣

貴｢…良かったね｣

ソイツは、自分の素っ気ない態度に吃驚した様だ。

｢…へぇ。珍しいね、怖くないんだ。｣

貴｢ううん。コワいよー(棒)｣

｢…お前、気に入った。だから何されたいか自由に決めさせてやるよ｣

貴｢じゃ、出してもらうのは…｣

｢アァ！？｣

｢ｱｯｽﾐﾏｾﾝ｣

｢まぁ、手始めに…右足からだ。｣

『ゴキッ』