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52話 そして舟は行く ページ4
ヘルメスはおれのいない間に出ていってしまったらしい。
いっつも無表情でめんどくさがりでたまに優しいアイツ。
エ｢あ…｣
あの時、ブルージャムの手下の攻撃を庇ってくれた事…まだお礼言ってねェな。
早く17歳になって、海に出て、必ずアイツを見つけ出す。
おれはまだ小さい拳を握りしめた。
〜ヘルメスside〜
勢いで出てきたけど…この先どうしよ…
まぁとりあえず荷物は一通りあるが食料だって金だっていつ尽きるかわからない。
あの時ドラゴンさんの誘いに乗ってりゃあな…と後悔する。
とりあえず寝るか…頭が働かない。
目を閉じると、私はすぐに寝てしまった。
…あぁ今回は長い旅だった。
私が他人を守るのは初めてだった。
他人の為にめんどくさい事をするのも初めてだった。
アイツらとはまた…出逢う気がする。
その時にはもっと強くならなくてはいけないな…
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：脱兎狼 x他1人 | 作成日時：2016年8月25日 21時
