【ONE PIECE】無気力系旅人の奮闘第2弾 (ページ24)

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71話いわゆる三武海ページ24

どーしよ。今動いたら起きちゃうかもしれない。しかし扉の前にはまだ気配がある。…念のためフード被っとこ。

ミ｢…開けなくてもいい。｣

貴｢起きてたんですね…｣

むくっと起き上がり、すまないと言われる。

ミ｢アイツらは面倒臭い。｣

貴｢なら開けません。｣

そう答えたら、カチリと音がする。

？｢フッフッフッ酷でぇじゃねぇか｣

？｢…誰だソイツ｣

ミ｢やはり開けたか。｣

わあビックリー鍵閉めなかったけなー？でっかいのが来たぞー？

ミ｢…アイザック、このピンクがドンキホーテ・ドフラミンゴ。鉤爪がサー・クロコダイルだ。｣

貴｢七武海の…自分はミホーク師匠の弟子、アイザックと申します。｣

よろしくとは言わない。絶対。

ド｢鷹の目、お前弟子なんかとってたのか。｣

ク｢珍しいもんだな｣

ミ｢気まぐれだ。｣

貴｢気まぐれだったんですか。｣

ミ｢いや、そんな事はない。｣

焦ったように即答された。

そんなやり取りを見て、ドフラミンゴさんは急に笑い出す。え、やば

ド｢へぇ面白いじゃねぇか。お前強いのか？｣

貴｢…貴方には負けますよ。｣

あまり目を合わせてはいけない気がするから下を向く。

ド｢フッフッフッそうか！｣

ク｢そんな奴が鷹の目の弟子ねぇ…｣

貴｢…｣

ミ｢…あまりコイツに絡むな。人見知りをしやすい。｣

私を自分の方へ引っ張り、前に立つ師匠。いっけめぇん

ク｢…そう睨まれちゃあ仕方ねぇ、もう俺は帰るぞ。鳥野郎。｣

コツコツと音を立て去るクロコダイルさん。付いて行くドフラミンゴさん。

バタン

扉が閉まると部屋が広く感じた。

貴｢本当にめんどくさそうな人達だ。｣

…

ド｢どう思う？｣

ニヤニヤと笑いながら聞くドフラミンゴ。

ク「…かなりのやり手だな。扉越しでも殺気が出ていたのがわかった｣

ド｢フッフッフッ、コイツは面白ぇ。｣

ク｢あぁ｣

二人の大男はニヤリと笑った。