【ONE PIECE】無気力系旅人の奮闘第2弾 (ページ20)

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68話そして時は経つページ20

本当に血反吐の吐くような修行の毎日だった。

ーあれから、５年が経った。

お金の無い私達はアッツイネ島を去り、争いの跡地、シッケアール王国という所に住み着き、そこで修行をしながら暮らしていた。

焔獄を使いこなし、修行も順調に進んだ。

ある日

ミ｢海軍から集まれとの命が来た。付いてくるか？｣

師匠には私の過去を話した。気遣ってくれているのだろう。

貴｢いえ、行きますよ。月日が経てば傷は癒えるものです。｣

ミ｢ならいい。準備をしろ。出発は明日の明朝だ。｣

貴｢はい。｣

どーよ、師匠と弟子らしいだろ。

海軍かぁ、皆はもう忘れているだろうな…てか忘れてろ。

ここ数年、情報は自分には入ってこない。何も教えてもらえない。だから賞金首とかになってたら困る。天竜人やっちゃったしな…

５年間、本当に師匠以外の人間とは会っていない。猿系ならいっぱい居るけど。(ヒヒ達)

これが噂の監…禁！？て思った事もあったくらいだ。まぁ気にしないけどね…

だからこれが久し振りの明るい外。少し楽しみである。紫外線に弱くなってそうだな…

自分の真白の腕を見る。怪我はもう無くなったが痕は残っている。

あんな事もあったな…出航は17歳でだからエース君はあと２年か。

早いもんだな…時って。

いつの間にこんなババ臭くなったんだろ…17歳。新しい旅が始まりそうです。