【ONE PIECE】無気力系旅人の奮闘第2弾 (ページ12)

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60話十二歳～介護生活の始まり～ページ12

ミ｢ぬし、これはどうした。｣

右手を握り、問いかけられる。

貴｢木の実にやられました…｣

ミ｢…そうか。気を付けろ。手を動かせないのは剣士の恥だ。｣

木の実にやられたに深く聞かないんだね。その心イイと思います。

包帯を巻かれ、私はある事に気づいた。

貴｢あ…両手使えないや…｣

食べるのとか風呂とかどうしよ。チラッ

困っちゃうなぁ～誰か助けてくれないかな～。チラッ

ミ｢はぁ…こうなったのはおれにも非がある。世話をしてやろう。｣

貴｢やったぜ、廃人生活だ。｣

あっ、睨まれた怖い。…怖い。

貴｢少しくらい手加減してくれても…自分子供ですし。｣

ミ｢幾つなんだ？｣

貴｢んー、十…二。｣

ミ｢それでこの強さか。敵にはしたくないな。｣

フッと笑いながら言われる。

貴｢そりゃ、どーも。｣

褒められたのかな。やったね。

ミ｢さて…もう良い時間だ。食事にするぞ。｣

周りを見ると日が沈みそう。真っ赤の光が眩しかった。

ミホークは用意をしに行ってしまい、私は切株の上でひたすらぼーっとしている。

そして…いつの間にか…寝てしまった。

貴｢ぐぅ…zzz｣