59.お仕置き。(注意…!) ページ9
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朱雀「場所を移すぞ。」
そう言って、朱雀は場所を移した
そして、ここは…何故か人一人っ子居ない個室だった。
朱雀は何をするつもりなんだろう。
そう思った矢先だった。
ドンッッ!
その音が出た理由は直ぐに分かった。
そして…それと共に……僕は…
追い詰められた。朱雀に。
朱雀は部屋の隅で僕に壁ドンと言うものをしたらしい。
そうこうして考えている内に朱雀が口を開いた。
朱雀「我は、頼って欲しいだけだ…何故頼ってもらえぬのだ…?」
A『…………』
そんな……そんな切ない顔をされたら。
話しそうになるってしまう。
お願いだから……これ以上…問いかけないで…
そう思っても、どうやら神は味方してくれなかったようだ。
朱雀「そんなそなたには…何か罰を与えなければいけないようだな……」
朱雀はそう言って、僕の首筋を触った。
思わず僕は、肩を跳ね上げた。
A『っ……/////』
自分の声とは思えない声が出てしまった。
口を塞ごうとしても、朱雀の手が僕の腕を掴み離さない。
朱雀「……」フーッ
A『ひゃっ!…/////』
今度は耳に息を吹きかけて来た。
朱雀「ここが弱いのか……」ボソッ
A『っうぅ…/////』
思わず瞼を閉じる、そして…
朱雀が小さい声で言っても聞こえてしまう。
まるでわざと小さくしたように。
それにくすぐったい。
そして落ち着く声……今となってはそれが困る。
朱雀「次抱え込んだら…これ以上のお仕置きを我はするつもりだ……」
これ以上のお仕置き。
とっても気になるが、危険である事に変わりは無い。
A『分かった…!直ぐに相談するよ…』
朱雀「フッ……それで良い……」
僕は瞼を開けた。
気がついたら、さっきの場所にいた。
朱雀は少し、微笑んで
「パンを選び直すぞ。」
と言った。
抱え込む癖を無くそう。
そう決心した。
もう、あんな目に遭わないために。
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夜月@luar(プロフ) - ☆ポタみう☆さん» Σ(゚Д゚ υ) アリャ (2019年11月30日 9時) (レス) id: 2b3d39f920 (このIDを非表示/違反報告)
☆ポタみう☆(プロフ) - 夜月@luarさん» イエァ… (2019年11月29日 18時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
夜月@luar(プロフ) - えっと、何何?“うん!知ってる”oh...... (2019年11月29日 17時) (レス) id: 2b3d39f920 (このIDを非表示/違反報告)
☆ポタみう☆(プロフ) - 夜月@luarさん» いいっすよ!! (2019年11月28日 16時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
夜月@luar(プロフ) - ☆ポタみう☆さん» ちょっと左カッコどけたいんですが…イイっすか? (2019年11月28日 15時) (レス) id: 2b3d39f920 (このIDを非表示/違反報告)
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